わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

子猫5匹、飼い主さん けってい

2015年08月10日 | 日記
 保護された仔猫たち5匹が10日間ほどで、もらわれていきました。
10日間が長かったのか 短かったのか解りませんが、人間の気持ちと言うものは、いなくなれば寂しいし、いれば気になる、勝手がいいもんですね。
 この10日間は朝 仔猫たちがくるのが待ちどおしかった。
最初 雄猫はとてもおとなしく、ひ弱な雄猫で雌のほうが積極的に人になついて来ました。それがだんだんと雄のほうがやんちゃになり みるみる猫の顔つきになっていきました。一週間ほどでめまぐるしく変わるもんですね。
仔猫を置いていった人は仔猫に縁がなくなり、里親になられた方は新たな縁があったのでしょうか、里親さん 有難う御座いました。とりあえず、ひと安心。感謝!感謝!

 先日 世界水泳で金メダルを取った星さんは「記録の一部は応援の力」とおっしゃってましたが自分も本当にそう思うときがある。
何かしらの眼に見えない力というものは存在してる気がする。

 自分の納得のいく治療をしても、飼い主さんが信用して下さって初めて成り立つものだと思います。獣医一人の力ではなく、飼い主さんとの共同作業だと思います。
医療にしても患者と医師の間、それを取り持つ看護師や理学療法士、それぞれの技師さんの共同作業で病気と言うものに向かい合っていくもんだと思います。決して医師一人や獣医一人の力ではありません。
 今回の仔猫の保護も 保護された方の力8割、自分の力 一割、あとの一割はその他もろもろかな?と思います。
 




 
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