わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

ペットとともに 混合ワクチンは毎年に疑問点

2018年07月30日 | 日記
 獣医学においても昨日までの定説が一夜にして覆ってることが獣医学の進歩と共に多々起こる。つい何年か前まではワクチンは多く接種することには問題ないといわれていたが、以下は自分なり勉強してるが勉強不足も加味しての反論である。
 コアワクチンの3種 ジステンパー、パルボ、アデノ(肝炎ウイルス)について、世界小動物獣医師会の指針であるが、世界の小動物であって、自分の知見では特に日本ではもうすでにアデノ肝炎ウイルスは存在しないといわれてる。パルボ・ジステンパーだけのワクチンでいいはずだ。狂犬病も同じ日本には存在してないが。ただし外国からいつ侵入してもおかしくない時代である。
 コアワクチンが三年間有効という結論がでており最大7年有効という報告もあるとあるが、個体差があり本当に1年でなくなる仔もいれば何年も持つ仔もいる。不要なワクチン接種を避けるためのコアワクチン抗体検査というが、抗体検査をして検査した日までは抗体が残ってても次の日から切れるかもしれない 一週間後 10日後 一ヵ月後 半年後に切れるかもしれない 今は抗体が残ってるかもしれないがいつ切れるかわからなじゃないか!コアワクチン以外のワクチンの必要性の場合、パラインフルエンザ、コロナウイルスのことであればこの二つは単独のワクチンは存在しない、レプトスピラという人獣共通感染症のことを言っているのであれば、通常 室内犬や市街地であればあっちこっちにいる病原体じゃないので必要ないということになる。レプトスピラに関してはあるワクチンメーカーが福岡県もレプトスピラ危険地帯といってパンフレットで赤印まで作ってたが 医師 獣医師は届け伝染病でなので 福岡県は10年以上届出が無いそうだ。それ以上の20年30年は資料が無いと云っていた。
 必要のないことはしなくてよいというのは当然だがワクチンに関しては一概に言えないと思う。検査費用は一回あたり8千円前後というのが一般的だとあったが、新聞に費用を載せれば検査費を8千円前後にするしかないと思うがどうなんだろう。コアワクチン抗体検査で抗体が無ければワクチン接種となり抗体検査8千円 ワクチン接種7千円から8千円で計1万4・5千円で二重の経済負担となる。どっちを取るか飼い主さんが決めるか?
 コアワクチン3種 パルボ ジステンパー アデノのワクチンについて、パルボ単独のワクチンは在る ジステンパー単独 アデノ(肝炎)単独のワクチンは存在しない パルボ、ジステンパーの2種混合のワクチンは在る。抗体検査をやってジステンパーの抗体なし、パルボの抗体有りではジステンパー単独のワクチンは無いので、パルボ・ジステンパー混合ワクチンとなる。それではパルボワクチンが必要用無いわけであるからここで矛盾点が生ずる。
 ワクチン接種のことを言うより、温暖化 温暖化といって一年有効(12ヶ月)のフィラリア予防注射薬のほうがよっぽど必要ないと思うけど!蚊は15度以下だとさす力が無いといわれてるので12月1月2月3月なんて全く必要ない、冬でも蚊がいて15度以上になったときに考えればいい。
 次は猫ワクチンについて考察してみようかな。
 

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朝日新聞ペットとともに

2018年07月30日 | 日記
 あっつい日が続いてますね、体調管理に気をつけて なんていわれても言うは簡単、行うは難しですよね。ブログ更新ができなくて獣医学以外でキーボードを打っちゃえと向かえどもブログでは禁句の政治経済のキーボード打ちでは獣医さんブログにならないのでや~めたと。
 朝日新聞ペットとともにの犬の混合ワクチンは毎年?について、抜粋してます。   
世界的には「主要な3種のワクチンの再接種は3年以上の間隔をあける」という考えが一般的とされてます。混合ワクチン接種について考えててみませんか?とあった。
 3種は犬ジステンパー、犬アデノ(肝炎)、犬パルボウイルスのワクチンをすべての犬が接種すべきコアワクチンと規定。この3種ワクチンは1歳までに適切なワクチン接種を行った犬であれば、「強固な免疫を何年も維持する。再接種には3年もしくはそれ以上の感覚をあける」とするガイドラインを発表している。ワクチン接種は異物を体内に入れる行為で、副反応が出る可能性もある。接種回数は当然、少ないほうがいい コアワクチンのほとんどは、幼犬時適切にワクチン接種が行われた犬であれば3年間有効という結論が出ており、最大7年間有効という報告もある。日本でも、抗体検査を行なった上で必要に応じて接種するという考え方を広めていくのが理想です ただ飼育環境によっては、コアワクチン以外のワクチンも接種すべきケースがある。これらのワクチンは毎年の接種が求められる。
 必要でないワクチン接種をすべきでない。検査キッドによる抗体検査を行い、検査費用は一回あたり8千円前後というのが一般的だ。抗体が残っていれば免疫が維持去れていることを意味し、ワキチン接種は不要になる。
 コアワクチンの接種だけで十分な犬であれば、3種いずれかの抗体が十分でなかったときだけ、必要最低限のワクチン接種をする。
 全文はネットでも図書館でも閲覧できますので興味のある方は参考にしてはいかがですか。
2018年7月28日(土)の朝日新聞です。
 「ペットとともに」は掲載されれば必ず読むのですが自分なりに反論も多い記事です。
 
 

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