わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

獣医療とヒトの医療費

2015年10月03日 | 日記
 犬の力を知ってますか?って本で保険の利かない動物医療はただでさえ高いと書いてますが、獣医からの反論をひとつ。
人の医療費からすると見た目は高いですが法外に高いとは思いません。今は6年制教育で、医科や歯科医と同じ6年制です。ヒト医療では社会保険税や国保税で医療費が支払らわれ、実質の負担は3割です。しかし社会保険・国保税に支払らっている税額(金額)と実際に医療費に支払らっている金額を比べるとかなりの掛け捨ての部分が多いと思います。只、国保・社会保険税等は現実的な支払い金額(税額)と獣医治療費を単純に比較するとべきではないですが
 今日の新聞でも医科の初診料は2820円、歯科の初診料は2340円と書いてました。獣医さんで初診料を2000円以上はざらにはいないと思います。
こんにちでは獣医にしても医科でも歯科、調剤薬局でも医療明細を出すので見てみるといいですよ、診療点数に10円をかければ実質の金額(医療費)です。医療保険が適応される整骨院でも同じです。獣医医療が高いといわれれば金額だけを単純比較すれば高いと思いますが、‘もしも’国からの税負担であれば一万円の治療費に対して3000円の個人負担で税金から7000円の税額支給ですかね。それも獣医医療に対する税負担があればですけど。
 実費としての治療費は高く感じますが(自分でも たかいかなー、でも暴利とってないしな~ と思いながら)、高いといわれれば、治療費に使われる(税金)社会保険税や国保税も高いよな~と考えてしまいます。
 しかしながら獣医医療はあくまでも自由診療なので法外に高いところもあるやも知れません。そこらへんは飼い主さん次第です。

 今日の新聞で酒税も載ってました。ビール350mlに77円の税金、発泡酒47円、第3のビール28円がかかると。
自分も以前はよく飲んでましたが(今はほとんど飲んでません、独り言)ビール350mlを10本飲めば770円の税金を支払らって、社会貢献をしているということですね。.....?
タバコも詳しくは知りませんが9割がた税金と聞いてます。定かではないですが。
 先日 市役所に市民県民税を支払いに行ったとき職員に聞いたのですが、この市県税は行橋市が幾ら取って、県の取り分は幾らですか?市と県は何対何ですか、と聞きました。固定資産税は全額市の税収とは言ってました。

 付け加えれば、動物の保険、これはヒトの社会保険や国保などの保険とはあきらかに異なり、またヒトの生命保険とも異なります。どちらかというと自動車保険に近いそうです。たくさんでてますのでいろいろと検討されるといいみたいです。以前にも書きましたが自分としては基本的には小銭貯金を薦めてます。

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