わたなべ動物病院の獣医さんブログin行橋

日々の思いをこごと、たわごと、ひとりごとに

Sippo

2014年10月17日 | 日記
朝日新聞 SIPPOという記事を読んで 見出しの項目で一つ 診療費にばらつき 特定の得意分野も動物病院の選び方「手術や診療の料金は病院によりかなり違う。例えば不妊手術の場合、麻酔の仕方や縫合に使う糸の種類などによっても違ってくる。より詳しい検査を求めれば、料金も高くなります」
 思いついた疑問点 思いのままに述べると 平均的な縫合糸を使ってても高い糸を使ってるといったらどうすんだ。必要な検査といわれ私は解らないからと 検査をし、よくよく考えれば今すぐに必要ない検査もあるだろう!個々の獣医師の問題だ。飼い主さんも見極める時代です。
飼い主さんにも色んな情報が入ってくる。正しい情報 間違った情報 インターネット 口ず伝え さらにはペット保険会社の契約動物病院掲載、これには腹が立つ
『ペット保険に加入しているから 契約動物病院にしか行けないかと思っていました』という飼い主さんがたくさんいる。動物病院を変わりたいけど 保険が~。と
動物保健会社はちゃんと大きく解りやすく明示すべき!かわっていいと 契約動物病院でなくても保健は適用されますと!
二つ目 獣医師の専門性と年間診療、手術数が一つの判断材料に ついて
「ホームドクターとしての街の動物病院の選び方の難しさだ。獣医師1人、など限られた体制でやっている病院には、限界があることは飼い主も理解しないといけない。そのうえで、適切なタイミングで、信頼できる別の病院を紹介してくれるかどうかが大切なのだ。」とある 
 書き方に語弊がある。患者さんが多ければいい病院なのか やたらめったら手術 手術と症例をやたら挙げて ほら すごいだろう と言う病院が本当にいいのだろうか、大学卒業したてのほやほやの獣医師が10人いて、獣医師がたくさんいる いい病院なのだろうか?人間の病院だってあやしいだろう。
 ほとんどの獣医師が一人でやってます。しかも内科から外科までの総合診療です。その中で自分の専門性を持ち、得意分野を持ち わからなければ知り合いの獣医師に相談したり 何人か集まって症例検討したり 調べたり 大学動物病院も紹介します。
何もかも一人で抱える獣医師は今は少ないと思います。ましてや 何でもかんでもやる獣医のほうが少しは警戒したほうがいいじゃないでしょうか、と思います。
 初めて動物を飼われるときは何軒も変わって良いと思います。納得のいくところにいかれて、おかしいと思えばまたかわればいいと思います。
 SIPPOを読んでなんか少し違うんじゃないかなと思いつつ、しりめつめつ、手荒な文章 失礼いたしました。

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