足の遅かった道東の秋もようやく本格的に動き出したようだ。久しぶりにわが山へ足を向ける。例年より一週間ほど遅い秋を感じた。まだ木々には夏の名残が残っていた。それでもあちらこちらに秋への気配。名残惜しむかのような夏の色と変わり始めた秋の色が、微妙に混ざり合い、コントラストを見せてくれつ。こんな風景が楽しめるのが今の時期だ。これはこれなりに良い。すべてが秋の色になる前のほんの一瞬のひと時がそこにある。今日は黙って、秋の兆しを眺め見た。自然の前では人はいつの間にか寡黙になる。
秋から冬への足は一段と速い。
東京も結構寒かったけど、今朝阿寒は3.5℃。東京とは13.5℃の温度差です。
ただ、有楽町はもうクリスマス商戦、ミレニアムの飾り付けが始まってました。虚飾、ですね。やはり、人は自然とともに歩むのがよい!
おくれた紅葉も、ようやく見ごろになるようです。