サンゴ草の季節がやってきた。能取湖の湖畔を赤く染めてサンゴ草が熟するように広がり、見ごろとなる。その光景はオホーツクの海に向かうレッドカーペットのようにも見える。サンゴ草が赤く染まるころから北海道の短い秋が始まる。能取湖畔の卯原内(うばらない)地区では約四万ヘクタールにわたってサンゴ草が群生する。日本一の声がかかる。絶滅危惧種にリストアップされるサンゴ草を眺められる場所は極めて少ないからだ。
サンゴ草とはアカザ科の一年草。和名はアッケシ草となっている。その名の通り、最初に発見されたのが道東の厚岸町のカキ島であった。サンゴのような姿と色からサンゴ草の呼び名がついた。しかし、本家であるはずの厚岸では、現在このサンゴ草の姿を見かけることができなくなっている。気象の変化がそうさせたのか、人の進出がそうさせたのか理由は定かではない。
もともと塩分のある湿地帯に生息するサンゴ草。塩の影響で赤く変色する。自然の変化による衰退と考えてよさそうだ。
瀬戸内海の沿岸でも見ることができた。北海道から種が運ばれて生育されたらしい。しかしこの瀬戸内海沿岸でも、その数は激減しているという。絶滅危惧種に認定されたのにはこうした背景があった。
能取湖ではじめてサンゴ草を眺めることができた。以前に写真で見たサンゴ草とは少し違うように見える。鮮烈な赤い色を想像していたのだが、それほどでもない。やはり今年少なかった日照時間が影響しているのではないのだろうか。これから10月にかけて見ごろとなる。さらに赤みが増していくことを期待したい。
気象の影響を受けて、美しい日本の風景が少しずつ変化していることを強く感じる。これは自然の力をかりた国民力のテストなのかもしれない。はじめて政権交代を実現した日本の政治がどのような方向に向かうのか、自然がそれをじっと見つめているような気がする。
自然の風景こそ、国民を表す鏡なのかもしれない。
サンゴ草とはアカザ科の一年草。和名はアッケシ草となっている。その名の通り、最初に発見されたのが道東の厚岸町のカキ島であった。サンゴのような姿と色からサンゴ草の呼び名がついた。しかし、本家であるはずの厚岸では、現在このサンゴ草の姿を見かけることができなくなっている。気象の変化がそうさせたのか、人の進出がそうさせたのか理由は定かではない。
もともと塩分のある湿地帯に生息するサンゴ草。塩の影響で赤く変色する。自然の変化による衰退と考えてよさそうだ。
瀬戸内海の沿岸でも見ることができた。北海道から種が運ばれて生育されたらしい。しかしこの瀬戸内海沿岸でも、その数は激減しているという。絶滅危惧種に認定されたのにはこうした背景があった。
能取湖ではじめてサンゴ草を眺めることができた。以前に写真で見たサンゴ草とは少し違うように見える。鮮烈な赤い色を想像していたのだが、それほどでもない。やはり今年少なかった日照時間が影響しているのではないのだろうか。これから10月にかけて見ごろとなる。さらに赤みが増していくことを期待したい。
気象の影響を受けて、美しい日本の風景が少しずつ変化していることを強く感じる。これは自然の力をかりた国民力のテストなのかもしれない。はじめて政権交代を実現した日本の政治がどのような方向に向かうのか、自然がそれをじっと見つめているような気がする。
自然の風景こそ、国民を表す鏡なのかもしれない。
確かにサンゴの色そのものだ。始めてみる者にはそう思えます。
1度行かなきゃなあ。このところ何だかバタバタしてて。
ただいま姪っ子お一人様、長期ご滞在中です。
本日はウチの女帝と阿寒湖畔へ、マリモ見学、夜は宴会です。
サンゴ草は実は私も始めてみたもの。あまり大きなことを言える立場ではありません。