福井鉄人会山岳部

あるのか?ホントに!

ガケ谷の頭・陶石山(途中撤退)2023/04/13

2023-04-21 19:30:02 | 山行記録

前回(2023/04/11)の富士写ヶ岳山行で「連休前の週に行けたらもう一度偵察に行って来ますね」

などと言ってたのにちっとも更新しないなぁと思ってた人いたらごめんなさい。

タイトルにあるようにガケ谷の頭・陶石山(2023/04/13)に山行したのですが

山行途中で転倒・滑落して右肩負傷し自宅静養中です。

今週末は富士写ヶ岳界隈はゲキ混みだと思いますので奥九谷のお山もオススメです。

陶石山は私が入山したガケ谷の頭からは瘦せ尾根の急登なので市ノ谷の登山口から

県道をさらに先に進んだ県民の森方面からの登山口が良いと思います。

三週間は絶対安静ですよ、福井鉄人会山岳部です。

ガケ谷の頭の石楠花とカタクリが満開との情報なので出掛けました。

看板の対岸から入山します。

最初は此処からカタクリの群生地に廻って蟹ノ目山に登ろうと思っていたのですが・・・

陶石山方面の石楠花の咲きっぷりが良いので行ってみる事にしました。

これが運の尽きでトラロープの架かる急登の石楠花を撮影中に転倒・滑落しました。

写真では分かり難いですが四つ足歩行を余儀なくされる急登で何でこんな処で写真を

撮影したのか反省しきりです。

 

地獄軍団のYSHRセンセーの転落事故のヤマレコのレポを見ると下記の事が注意喚起されてました。

1、単独行は避ける、2、どんな山でも100%安全な場所はなく何が起きるか分からない、

全くその通りなのですが山行がほぼ100%単独行動の私としては身に抓まされます。

 

転倒・滑落後はある程度の無事を確認したので山行を継続しようと思っていましたが

しかしながら右手に全く力が入らない等の右肩の異変に気付いて下山を決定しました。

左手一本で急登の下山はかなり厳しい試練でしたが滑落地点が登山の序盤と言う事も幸いし

程なく無事ゲザーん(でも無いか?)、車で福井大学病院のERに向かいました。(一番近い)

 

福井大学病院では痛みを堪えて律儀に第2外来駐車場に停めて歩いて受付へ向かいました。

福鉄山:お山で滑落して脱臼したみたいなので診察お願いします。

ER受付嬢:お熱計ってください。

福鉄山:この状況で今それ必要?←心の声

ER看護師:何処で滑落したの?

福鉄山:奥九谷のお山です

ER看護師:自力で此処迄来たの?頑張ったね。

福鉄山:早くこの痛みを止めてくれ←心の声

ER医師:脱臼してますね、骨折の可能性があるので写真撮って念の為に整形の先生呼びます。

福鉄山:早くこの痛みを止めてくれ←心の声

ER撮影技師:頭部CTと肩の写真撮りますね。

福鉄山:早くこの痛みを止めてくれ←心の声

ER撮影技師:「あーー脱臼だけだわ、良かった」←一緒に見ていた先生達の声が聞こえた

ER医師:脱臼の整復をします、骨折は影響の無い箇所なので手術は不要です。

     右肩の骨ポッキンではなくてカケてるだけらしい。

福鉄山:お願いします。←心の声、「あーー脱臼だけだわ、良かった」ってさっき言ってたのに

ER医師:「整復難しいなぁ~、レントゲン使おうか?」

福鉄山:早くこの痛みを止めてくれ←心の声

ER医師:「あーー、画像見て整復出来た良かった」、暫く休んでから帰って下さい。

福鉄山:流石は福井大学病院、この程度では入院無しなのね。

ER受付嬢:御家族に連絡し保険証とお支払いお願いします。

 

以上のようなやり取りがあり滑落後約8時間してから無事自宅に戻りました。

 

このblogを投稿した2023/04/22現在右肩の痛み・痺れがあるもののお箸を使って

ご飯食べられるまでに回復しました。

 

 

 

 


富士写ヶ岳2023/04/11

2023-04-11 15:43:39 | 山行記録

今日は最高気温が25℃越えの夏日予報、6月中旬頃の気温だとか。

富士写ヶ岳界隈の石楠花の開花が昨年よりも二週間位早めなので

ひょっとしたら富士写ヶ岳の石楠花の開花も早くて見頃かもしれない?

登り我谷コース下山コースは枯淵コースで出掛けました。

昨年は4月に4回も富士写ヶ岳界隈行ってました、福井鉄人会山岳部です。

登山口には自分の車を入れて出発時に4台と意外と少な目。

久しぶりなので中間地点迄の遠い事、この先から石楠花の花が見れます。

6/8辺りでこれくらいの咲きっぷり。

最初のブナ林の登山道を登ります、芽吹きはまだまだこれから。

イワウチワロードのブナ林を登ります、石楠花は意外と蕾が多く開花はまだまだ先みたいです。

お一人様の富士写ヶ岳頂上到着、お2人下山していったのでもう1人の方は不惑新道周回?

前山経由で枯淵コース下山します、頂上看板も無いけど白山が正面に見える好ロケーション。

枯淵コースも我谷コースに負けず劣らず石楠花の登山道なのですがこちらも蕾が多く残念。

急登が多く下山に気を使い疲れたけど無事げざ~ん。

我谷コースの登山口迄歩いて戻ります。

長い県道歩きに飽きてきたので車道脇のお花を写しながら気を紛らわせました。

吊り橋見えたらもう少しで駐車地、車は全部で8台とそんなに増えていませんでした。

 

石楠花の開花時期は昨年よりも早かったけど寒の戻りとかあってさほど開花は進んでいません。

火燈古道は開花が早いので来週には見頃かも、不惑新道も含めて全山で見頃になるのは

今年も連休前になるのかも?来週はお天気悪そうなので連休前の週に行けたらもう一度

偵察に行って来ますね。

 


六呂山・天子山2023/04/10

2023-04-10 18:29:23 | 山行記録

今日は最高気温が20℃越えのお山日和、かねてから計画していた山行を決行。

六呂山から天子山への縦走です、どちらの登山道も初めてなので少し心配。

登山口も縦走路もymapのレポがあるものの手探り状態です。

2023/04/09のblogでお約束したので有言実行、福井鉄人会山岳部です。

勝山市遅羽町の住吉神社を左側に進み高速道路の高架下が登山口。

此処から歩いて高速道路の高架があるのを確認、ネットが右側から大きく開けれたので

車で進入させていただきます。

左側の空きスペースに駐車し登山の準備、登山口は高架下くぐり抜けて左側の階段。

赤テープ付いた階段を登り左側に進むと「六呂山登山道」の看板があります。

この先blogは多分花無しになるので早めに撮影。

滝はスルーして左側に進みます。

赤テープやペイントの印があるので迷わず進めます。

登山道は概ね急登続きで開けているのに中々稜線に乗り上げません。

赤テープとシンボリックな枯れ木、六呂山(左側へ進む)への看板もありました。

六呂山頂上到着、刈払われているので白山クッキリと見えました。

勝山市遅羽町の高速道路の高架下登山口への分岐迄戻り天子山に向かいます。

ymapのレポでは登山道に落ちていたのですが何方か直して下さったみたいです。

これが有名な「矢戸口の薄墨桜」、樹齢300年とか見る価値十二分。

天子山への稜線に乗り上げる藪漕ぎの急登、このコース一番の悪路です。

五双幹の木の傍の連続する赤テープ、天子山への稜線の分岐です。

天子山への稜線には赤テープが割と付いています、送電線巡視路と合流します。

送電線手前のピークが天子山かと思ったけど下って行きます。

蒐場・倒木と藪っぽいですが踏み跡は明瞭です。

勿体無い位下って天子山頂上到着、「こっち(六呂山)から来た人初めて見たわ」と展望台で

休憩中の登山者の方に言われました。

展望台でおむすび食べてまた~りとしました。

六呂山へ戻ります、先ずは送電線へ登り返します。上の写真は藪っぽい処や赤テープの

間隔が広くで心配だった箇所に小心者の私が付けた赤テープです。

どう考えても天子山より高いピーク、付近を探しましたが山名板とかはありませんでした。

帰路の要注意箇所①、真っ直ぐに行かずに赤テープ連続する右側の稜線に乗り上げて下さい。

帰路の要注意箇所②、左側に行かずに赤テープのある右側に進んで下さい。

帰路の要注意箇所③、赤テープ連続する五双幹木の稜線分岐で六呂山の稜線へと激下ります。

白山を正面に見ながら藪漕ぎの激下りを終えたら「矢戸口の薄墨桜」がある事を確認。

勝山市遅羽町の高速道路の高架下登山口への分岐迄戻りました、左側に下ります。

無事げざ~ん、ロングトレイルで疲れました。

 

勝山市遅羽町の高速道路の高架下登山口から六呂山へその後天子山へと向かいましたが

このコースは駐車地の利便性を考えると天子山から登って六呂山へ向かった方が便利です。

天子山の登山口「大矢戸」の「大矢戸古墳」からの周回コース登山道もあるみたいなので

「矢戸口の薄墨桜」(桜の花はもう終盤でした)は見応えがあるので良かったらどうぞ。

 


鍋倉山・藤倉山・愛宕山2023/04/09

2023-04-09 18:17:59 | 山行記録

寒の戻りがあって雨続きでしたがやっと晴れたので日曜日だけどお山に行きました。

寒いのが嫌いなので少しづつ標高を上げていこうと思っていたのですが

今年は石楠花の開花早く調査の火燈山・小倉谷山(標高800m超)が2週間前倒し

少し標高を落として標高500m辺りでと六呂山→天子山を計画していたのですが

愚妻の軽自動車が使えないので駐車スペース広めの鍋倉山・藤倉山・愛宕山に出掛けました。

県知事・県議選の投票済ませてからお出かけ、福井鉄人会山岳部です。

今日は八十八ヶ所登山口から少し進んだ湯尾峠登山口から周回します。

湯尾峠の分岐に到着、昨年の5月にはスルーした「湯尾城址」に行ってみます。

標柱があるだけでした、戻ります。

鍋倉山への登山道を進みます、八十八ヶ所登山口から湯尾峠へと登山道脇にお地蔵様が。

テレビ局の電波塔のある分岐に到着、快適なトレイルが見えますが鍋倉山へは下って登り返し。

騙しピークの分岐を過ぎると鍋倉山頂上到着、途中で二人組の登山者とすれ違いました。

藤倉山へはこのコース一番のお楽しみブナ林の登山道が続きます。

藤倉山頂上到着、このコースの最高地点。

燧ヶ城址に向かいます。

気持ちの良いトレイルが続きます、ギフチョウ撮影。

下りが傾斜が強く少し嫌になった頃愛宕山到着、途中で大パーティとすれ違いました。

燧ヶ城址のベンチでおむすび食べてまた~りとしました。

ベンチからは歩いてきた山域や今庄宿の街道が見えます。

観音堂方面に下山します、手前のカタクリの群生地は登山道も含めて大荒れで残念。

無事げざ~ん、今庄宿の街道を歩いて八十八ヶ所に戻ります。

7kmのロングトレイルお疲れ様でした。

 

明日は最高気温が20℃越えの予報なので初物で心配だけど六呂山→天子山に行こうかな。

 

 


火燈山・小倉谷山2023/04/04

2023-04-04 18:43:54 | 山行記録

風邪気味で体調イマイチながら今日の最高気温は20℃越えのお山日和。

昨年なら4月中旬に山行予定の火燈山・小倉谷山に出掛けました。

山高きが故に貴(たっと)からず、樹(き)あるを以って貴(たっと)しと為す

低いながらも人々に愛され物語を秘めた山、奥深い低山の世界に出掛けましょう。

里では春でもお山はどうかな?福井鉄人会山岳部です。

我が家の花海棠・石楠花、前の家の石楠花が昨年の中旬頃とよく似た咲きっぷり。

2022/04/18に火燈山・小倉谷山の石楠花開花調査山行に出掛けています。

誰もいないかな?と思ったけれど登山者の車は5台超。

塗装されて男前の送電線、此処まではイワウチワロードなのですが終わりかけでした。

富士写ヶ岳が真横に見えてくると石楠花がお出まし。

花芽は割と多いようです、真ん中の石楠花が今日一番の咲きっぷり。

この辺りで石楠花は一休み、お天気良いのでギフチョウ沢山飛んでました。

熊の平から上部はイワウチワ見頃。

お一人様の火燈山頂上到着、道中は下山者1名とお会いしただけでした小倉谷山に向かいます。

こんな早い時期に山行してないから知らなかったけどマンサクだらけの登山道。

通称「石楠花の壁」も蕾が多く上部の稜線上は見頃はまだまだ先みたいです。

まだ芽吹く前のブナ林の登山道、マンサクの木が多く黄色い帯の様に花が咲いています(心眼)。

ブナ林の急登終えて小倉谷山への水平移動箇所の石楠花は蕾固し。

小倉谷山頂上到着、白山が綺麗に見えました。

無事げざ~ん、旧国道364号線の枝垂桜はもう満開で見頃です。

 

久しぶりの火燈古道は急登続きで何度も足が止まりしたがお天気も良く楽しい山行でした。

もう少し石楠花開花していたら富士写ヶ岳も偵察に行こうか思ったけど火燈山でこの程度なら

多分コリス平で同じ状況だと思うので来週末に行こうかな。

火燈古道~不惑新道~富士写ヶ岳が見頃になるのは今年が2週間位開花早め

なので4/20前後になるのかな?