前回(2023/04/11)の富士写ヶ岳山行で「連休前の週に行けたらもう一度偵察に行って来ますね」
などと言ってたのにちっとも更新しないなぁと思ってた人いたらごめんなさい。
タイトルにあるようにガケ谷の頭・陶石山(2023/04/13)に山行したのですが
山行途中で転倒・滑落して右肩負傷し自宅静養中です。
今週末は富士写ヶ岳界隈はゲキ混みだと思いますので奥九谷のお山もオススメです。
陶石山は私が入山したガケ谷の頭からは瘦せ尾根の急登なので市ノ谷の登山口から
県道をさらに先に進んだ県民の森方面からの登山口が良いと思います。
三週間は絶対安静ですよ、福井鉄人会山岳部です。
ガケ谷の頭の石楠花とカタクリが満開との情報なので出掛けました。
看板の対岸から入山します。
最初は此処からカタクリの群生地に廻って蟹ノ目山に登ろうと思っていたのですが・・・
陶石山方面の石楠花の咲きっぷりが良いので行ってみる事にしました。
これが運の尽きでトラロープの架かる急登の石楠花を撮影中に転倒・滑落しました。
写真では分かり難いですが四つ足歩行を余儀なくされる急登で何でこんな処で写真を
撮影したのか反省しきりです。
地獄軍団のYSHRセンセーの転落事故のヤマレコのレポを見ると下記の事が注意喚起されてました。
1、単独行は避ける、2、どんな山でも100%安全な場所はなく何が起きるか分からない、
全くその通りなのですが山行がほぼ100%単独行動の私としては身に抓まされます。
転倒・滑落後はある程度の無事を確認したので山行を継続しようと思っていましたが
しかしながら右手に全く力が入らない等の右肩の異変に気付いて下山を決定しました。
左手一本で急登の下山はかなり厳しい試練でしたが滑落地点が登山の序盤と言う事も幸いし
程なく無事ゲザーん(でも無いか?)、車で福井大学病院のERに向かいました。(一番近い)
福井大学病院では痛みを堪えて律儀に第2外来駐車場に停めて歩いて受付へ向かいました。
福鉄山:お山で滑落して脱臼したみたいなので診察お願いします。
ER受付嬢:お熱計ってください。
福鉄山:この状況で今それ必要?←心の声
ER看護師:何処で滑落したの?
福鉄山:奥九谷のお山です
ER看護師:自力で此処迄来たの?頑張ったね。
福鉄山:早くこの痛みを止めてくれ←心の声
ER医師:脱臼してますね、骨折の可能性があるので写真撮って念の為に整形の先生呼びます。
福鉄山:早くこの痛みを止めてくれ←心の声
ER撮影技師:頭部CTと肩の写真撮りますね。
福鉄山:早くこの痛みを止めてくれ←心の声
ER撮影技師:「あーー脱臼だけだわ、良かった」←一緒に見ていた先生達の声が聞こえた
ER医師:脱臼の整復をします、骨折は影響の無い箇所なので手術は不要です。
右肩の骨ポッキンではなくてカケてるだけらしい。
福鉄山:お願いします。←心の声、「あーー脱臼だけだわ、良かった」ってさっき言ってたのに
ER医師:「整復難しいなぁ~、レントゲン使おうか?」
福鉄山:早くこの痛みを止めてくれ←心の声
ER医師:「あーー、画像見て整復出来た良かった」、暫く休んでから帰って下さい。
福鉄山:流石は福井大学病院、この程度では入院無しなのね。
ER受付嬢:御家族に連絡し保険証とお支払いお願いします。
以上のようなやり取りがあり滑落後約8時間してから無事自宅に戻りました。
このblogを投稿した2023/04/22現在右肩の痛み・痺れがあるもののお箸を使って
ご飯食べられるまでに回復しました。