山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

春も終わりに近付きます・・・

2012年04月22日 23時22分00秒 | 上沼田神楽

パレス公演や冬の休業生活も終え、いつもの練習の日々が戻ってきた上沼田神楽。

練習はもっぱら、今年の9月にある神楽大会に向けての「薙刀舞」です。

この演目、昭和30年代の上沼田神楽休止前や、昭和52年の復活後の特徴的な演目だったと聞く。

他の演目は儀式的要素や合戦的要素が強い中、この薙刀舞は技術力が求められる演目。間違えるというか、失敗すると、それが一目で分かる。
また、早いテンポの中、猿田彦(薙刀)と荒神(四神)がいかに激しく、そして息のあった舞が舞えるかが問われる。

奥が深いです。

昔はあこがれの演目で、いくら練習しても、本番で薙刀を振ることは中々許されなかったとか・・・。
今でこそ、そこまでの競争はありませんが、その技術はしっかりと受け継いでいきたいと思います。

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この他にも、新入団員の基本技術の習得など、シーズンに向けて、戦力拡充を図っているところであります。

だんだんと暑くなる季節。標高が高いとは言え、練習では大汗をかく状態。

ダイエットですな。