山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

H28年岩国民芸まつり(12-5東谷神楽保存会)

2016年10月05日 12時43分12秒 | 岩国民俗芸能まつり
11月12日(土) 12時20分~12時55分
5.東谷神楽保存会(岩国市)
五郎の王子



⬛団体紹介
東谷神楽は美和町の南西部に位置する西畑地区の中心部にある大元神社において演舞奉納されていた神楽で元々は社人神楽であったが、明治以降、氏子により盛んに舞われるようになったと思われ、50年以上前には地元はもとより町外にも遠征し活動していたときもあった。
 高度成長期の頃から活動は途絶えていたが、平成12年、残された衣装の修復を重ね40年ぶりに東谷神楽愛好会として地元の秋祭りの奉納はもとより、美和苑、桜の園等、近隣福祉施設等への慰問、山代神楽共演大会、各種イベント等積極的に活動している。

⬛演目紹介
本日の演目は、「五郎の王子」。この五郎の王子(所務分け)(しょむわけ)は陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)の由来が色濃く取り込まれた舞で広く知られています。
 四天の4人は、五郎の誕生以前に四方四天を譲り受けており、五郎に所務の配分がなく稚児の時期より配分を求めていましたが、配分がないまま成人となり、再度、配分を求め四天の兄に戦いを挑みますが、多勢に無勢で勝負にならず、五郎の降伏寸前に文選王(もんぜんおう)の出現により、三月土用、六月土用、九月土用、十二月土用の各十八日を合わせて七十二日を五郎王子に配分されてめでたしめでたしとなるストーリーです。

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