山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

[地域行事]水路の補修

2009年03月15日 21時10分49秒 | 沼田のできごと

うちの家系は、僕の曾爺さんの頃から分家した流れらしい。分家の宿命で、田を拓いたりの苦労があったんじゃないかと思う。
とにかく、今に伝わる家があり、田畑がある。

昔の人はすごいもんで、重機もまともな道具もない時代に、石垣を積み、水路を引き、田を作り上げた。今みたいに娯楽が無い時代、自分たちが生きるために汗を流して作り出した財産だろう。
そんな財産も、年月とともに少しずつ痛みが生じている。

沼田は「地すべり危険地域」に指定されており、各地で少しずつ地が下がっている。それ以外にも、水路肩が落ちそうになっていたり、モグラが穴を開けたり、色々とあるらしい。
今回は、水が漏っていた畦を親父の指示により再構築することになった。

畦ぎわの土、石を取り除き、水が漏れないよう、モグラが穴を開けないようにしっかりと石を組む。で、近所のおじさんの土地から赤土をもらい、石を積んだ畦の内側、周りに敷き詰める。肥料袋に20杯はあろう赤土をしっかりと積め込んだ。
水を流してしっかりと隙間を詰めた後、肥土を被せてできあがりらしい。

Dvc00097 Dvc00099 Dvc00101

なかなか楽しい作業だったけど、これを一人でやるとなったら骨が折れる。今後はまだまだ補修箇所が出てきそうなだけに、早めに補修をして、初期消火に努めたいもんです。

Dvc00096 木を切ってもらった。今年の米は、太陽を浴びてさらによく育つだろう。


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