秋も日々深まる中、週末の神楽公演が続いている。
昔は「○月○日」と日付指定だった地区のお祭りも、過疎化等の影響で、仕事人が世話しやすく出身者が帰りやすい週末に固まる傾向にある。上沼田神楽が伝わる上沼田でも、数年前までは曜日に関係なく11月1日、2日だったけど、最近は翌日が祝日である「11月2日、3日」と替えてもらっている。
困るのは宮司さん。身体は一つだろうに、祭りが重複すると、梯子をするか、日にちをずらして設定してもらうしか無くなる。ご心配です。
で、今年、上沼田神楽は応援公演を含めて5地区の奉納神楽を任せていただいた。
奉納神楽は、古くは地区住民の数少ない娯楽であり、神楽にとっては演目の継承のためには欠かせないものである。
過疎化、高齢化等の影響で、秋祭りを簡素化する地区も多い。
神楽上演の声をいただいていた地区の中でも、神楽をやめた地区、数年おきにした地区などがある。
願わくば、神楽上演がきっかけとなって帰省者等の地区住民が神社に集い、昔話に華を咲かせたり、親睦を深めていただくことに繋がれば幸いです。
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