コッフェル５０７ 北岳だけ １日目

２０１３．９．２２（日）
前回の八ヶ岳で同行したＮ君、ＮＢ君、
残念ながら一緒に八ヶ岳に行けなかった名古屋のＨさんとパーティを組んで、
一泊二日の北岳・間ノ岳縦走山行へ向かった。

計画は、初日に草すべりルートで北岳に登頂後、北岳山荘にチェックイン、
翌日、間ノ岳山頂を踏んで、八本歯のコル～大樺沢ルートで広河原へ下山するというものだったが、
登り始めから不調を感じていた私、
高度を上げるにつれ頭のふらつき、足、特に太ももの痛みを伴うキツイこむら返り（攣り）、腹筋から下の脱力感＝パワー入らないetc…
これまでに味わったことのない不調が実感できたため、
メンバーに「今日は体調優れず、北岳山頂を経由しての北岳山荘は厳しいので、
肩ノ小屋に泊まり、明日北岳に登り、間ノ岳は諦め、下山したいと思う」と伝えた。

メンバーから「間ノ岳は次回にとって置きましょう！」「肩ノ小屋で早速宴会を始めようぜ！」という温かい返事をもらい、
初日の小屋は肩ノ小屋と決まった。

冒頭写真は、肩ノ小屋前のベンチで宴会を始めた私たち。
赤いバンダナの、体調の悪い隊長も飲んでいる！
背後の岩峰は北岳頭頂部。山頂は背後に控えている。












芦安の無料駐車場へ向かう南アルプス林道の入り口で、係員が誘導してくれた、とても小さな駐車場。
左から名古屋のＨ君、Ｎ君、ＮＢ君。
「ジャンボタクシーが間もなくやってくる」という係員の言葉を信じ待っていたが、なかなかやって来ない。
そうこうするうちに、普通のタクシーがやって来た。
先頭に並んでいたので乗せてもらえたが、１０００円＋協力金１００円のジャンボタクシーと異なり「賃走＋協力金１００円」。
結果、広河原まで８０００円。一人あたり約２０００円となったが、乗せてもらえてラッキーと感じられる状況だった。












広河原から望む北岳。










スタートはお馴染み、緑の吊り橋。











スタート地点から約３時間、急坂の樹林帯を登り到着した白根御池小屋。私はほうほうの体で辿り着いた。
ここで大休止。











白根御池のテン場越しに望む北岳。











傾斜が急な草すべり。私は、一歩一歩が必死な状況。
北岳登頂を断念した所。











草すべりを登り終えた辺りの休憩ポイントで。











高度を上げると、雲が多くなったが、背後には鳳凰三山が常にクッキリ。
それまで高嶺に隠れていたオベリスクも姿を見せた。











森林限界を越え稜線へ。斜面の赤色は紅葉したウラシマツツジ。











紅葉したウラシマツツジ。











肩ノ小屋目前の岩場で。先頭のＮ君、バテてるね！私はもっと参っていた。











テン場越しに望む鳳凰三山の稜線は、いつの間にか雲に覆われていた。











甲斐駒も雲の中。











肩ノ小屋背後にそびえる北岳には雲はない。











稜線には山頂を目指す人達が見える。











西の空を眺めるカップルのシルエット。











夜は近い。











小屋の暖炉で寝ているＮ君と一緒に、自分撮りをしている名古屋のＨさん。
フェイスブックにアップしちゃったかな？

＜２日目に続く＞