![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/be/871f651485a86d9651dbc332ea47ed69.jpg)
2010.4.10(土)
2月6日以来、2ヶ月ぶりの毛無山。
今回は前回のリベンジのつもりで、快晴の下、毛無山山頂から雨ヶ岳まで縦走するつもりでいたが、
登り始めてすぐ、「今まで歩いたことのない地蔵峠経由で毛無山に登ってみよう」という急な思いつきで計画ルートを変更した。
このルート変更が、結果的に目標不達成の一因になったのかもしれない。
冒頭写真は、ガスに覆われた毛無山山頂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/10/373b00ccf3012b61bc42000de36f6f13.jpg)
前回登った2月6日の山頂。
雪に覆われた山の方が遥かに美しい。
平地だけに暮らしていれば雪とまるで縁のない静岡市民にとって雪は恐怖であり、同時に憧れだ。
雪に触れるたびに、小学校5年生時の学校行事「雪見遠足」で富士山麓の新太郎坊に出かけ、初めて雪に触ったときの感動がよみがえる。
小学校6年生時、静岡平野に2センチほどの積雪があった。初めて見る、見慣れた風景の雪景色。まさに絶景。
父が、雪をかぶった庭の松に感動したのだろう、男3兄弟(私は真ん中)に、唐突に小遣いをくれたのだ。嬉しかった。雪景色の喜びは倍増した。
当時の親父は、今の私より遥かに若かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/e6/c9bd8f9a5dcfa18d24a7765f9645fce6.jpg)
登り始めてすぐ現れる分岐。
初めての毛無山登山の際、事前に読んだ登山記録に
「地蔵峠ルートは荒れている」
というくだりがあったため地蔵峠は回避した。
以来、当然のことのように直登ルートのピストンを繰り返してきたが、
今回登り始めて突然、地蔵峠への道が気になりだし、
この分岐に来て、計画になかった左「地蔵峠方面」へ進路を変えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d3/21b7ed97b355befd6c7176ebfa1cbbcc.jpg)
地蔵峠への道は沢沿いに進む。
何度も渡渉する。大雨直後は危険だと感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/99/4b5684282eefe3d652ba1d9ff48dfa8c.jpg)
比丘尼(びくに)の滝。
下調べなく地蔵峠ルートを進んだので、こんなポイントがあるとは知らなかったので、
とても新鮮なだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/42/1abe0f1a3227dc00cca0444830d32ab7.jpg)
これが比丘尼(びくに)の滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/5c/b6ec6178452f9777506f16fd7423252d.jpg)
その後、こんな滝が次々現れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/bf/f80cf1a35fdba85da2b3c90f029be5a9.jpg)
気持ちのよい沢沿いの道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/5d/233caf62c94f88c9a5d650fa230d9ec6.jpg)
予期しない文化遺産との出合い。そういえば登山口に、金鉱にまつわる史跡があったが…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/5d/35f7297cd17b2f9498d164601938265c.jpg)
これが金鉱石を焼いた窯の跡。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8a/dc73bc3755b36f1ac02671bd109d1e4f.jpg)
こんな岩場も現れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/b2/39b318c5fa412b59ef6b72a0212d82a8.jpg)
約2時間で到達した稜線上の「地蔵峠」。
ここまでの道はいつもの直登ルートより危険度、技術度は高い。
しかし変化に富んでおり、山登りの楽しみという面では、こちらの地蔵峠ルートに軍配を上げたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/b9/3b9f7cd461dbd6bbbc8912ea61c8321f.jpg)
峠には、道祖神を思わせる一対の可愛らしいお地蔵さんが鎮座。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/11/099053e433502d88d046360a3c836287.jpg)
標識に表示はないが、長者ヶ岳に向かう道が南に延びている。いずれ歩いてみようと思った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/4f/88169bbabe36c56fa104f149b6281117.jpg)
標識には下部方面へ道が記されているが、実際には道はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/65/b0813d7527a0f6d6793c8d54e0bd2811.jpg)
毛無山を目指して稜線を北上する。いきなりの急坂だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/6f/0b47291b4d4ee0287b8b985452933713.jpg)
峠から小ピークを越えると、約10分で二つ目の“地蔵峠”に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/94/0724bd7909b96045d22393a80f572b1d.jpg)
峠の富士山展望所から。富士山頂部は雲に覆われ、左右に稜線が伺えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/03/f61bb125d02b2b491e72fefb208477a1.jpg)
下部温泉への道もしっかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d3/3339b499092466a4119a06c994a1e856.jpg)
さらに急坂の稜線を北上すると、「そうだよな~!」と思わせる標識。
やはり渡渉個所の多い地蔵峠ルートは、増水時、通行不能になるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/5f/0d662253f73ad19443184ee19bc2de54.jpg)
薄っすらと雪に覆われた山頂部の一角。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/48/86f89d58ecf10d3c55b1d00cdcf99ece.jpg)
麓からの直登コースとの出合い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/3e/df8a17053ff22d5b81cf0c1beffbbf96.jpg)
山頂への最後の稜線歩き。積雪はわずか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/83/610fb253c27d028aa7099a077da61100.jpg)
冒頭の山頂写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/da/e802afb7919b1796ad9cfca850598a2f.jpg)
所期の計画通り、稜線を雨ヶ岳目指して歩き始めた。
が、稜線上はガスが濃く風も強い。
早々に雨ヶ岳縦走は断念した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/f4/74e618f0eca62f59c9e562a90943b5d9.jpg)
山頂から麓へ向かって急坂を下る。
山頂部は相変わらず雲に覆われているが、高度を下げるに連れ明るくなった。
七合目付近の平坦地では、30~40人の大集団が大賑わいしながら昼食をとっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/88/67801d6a242823dbf80e48ffda265103.jpg)
この日の不動の滝は水量が豊かだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/89/10bd96c8af81df962644f1425fbe5889.jpg)
下山間近の一合目標識。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e5/e023cbc5eca77a8fd8339450108b5811.jpg)
登山口にある金鉱石破砕機。地蔵峠ルートは歴史の道でもあった。
次回は雨ヶ岳への縦走を目指す。
2月6日以来、2ヶ月ぶりの毛無山。
今回は前回のリベンジのつもりで、快晴の下、毛無山山頂から雨ヶ岳まで縦走するつもりでいたが、
登り始めてすぐ、「今まで歩いたことのない地蔵峠経由で毛無山に登ってみよう」という急な思いつきで計画ルートを変更した。
このルート変更が、結果的に目標不達成の一因になったのかもしれない。
冒頭写真は、ガスに覆われた毛無山山頂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/10/373b00ccf3012b61bc42000de36f6f13.jpg)
前回登った2月6日の山頂。
雪に覆われた山の方が遥かに美しい。
平地だけに暮らしていれば雪とまるで縁のない静岡市民にとって雪は恐怖であり、同時に憧れだ。
雪に触れるたびに、小学校5年生時の学校行事「雪見遠足」で富士山麓の新太郎坊に出かけ、初めて雪に触ったときの感動がよみがえる。
小学校6年生時、静岡平野に2センチほどの積雪があった。初めて見る、見慣れた風景の雪景色。まさに絶景。
父が、雪をかぶった庭の松に感動したのだろう、男3兄弟(私は真ん中)に、唐突に小遣いをくれたのだ。嬉しかった。雪景色の喜びは倍増した。
当時の親父は、今の私より遥かに若かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/e6/c9bd8f9a5dcfa18d24a7765f9645fce6.jpg)
登り始めてすぐ現れる分岐。
初めての毛無山登山の際、事前に読んだ登山記録に
「地蔵峠ルートは荒れている」
というくだりがあったため地蔵峠は回避した。
以来、当然のことのように直登ルートのピストンを繰り返してきたが、
今回登り始めて突然、地蔵峠への道が気になりだし、
この分岐に来て、計画になかった左「地蔵峠方面」へ進路を変えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d3/21b7ed97b355befd6c7176ebfa1cbbcc.jpg)
地蔵峠への道は沢沿いに進む。
何度も渡渉する。大雨直後は危険だと感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/99/4b5684282eefe3d652ba1d9ff48dfa8c.jpg)
比丘尼(びくに)の滝。
下調べなく地蔵峠ルートを進んだので、こんなポイントがあるとは知らなかったので、
とても新鮮なだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/42/1abe0f1a3227dc00cca0444830d32ab7.jpg)
これが比丘尼(びくに)の滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/5c/b6ec6178452f9777506f16fd7423252d.jpg)
その後、こんな滝が次々現れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/bf/f80cf1a35fdba85da2b3c90f029be5a9.jpg)
気持ちのよい沢沿いの道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/5d/233caf62c94f88c9a5d650fa230d9ec6.jpg)
予期しない文化遺産との出合い。そういえば登山口に、金鉱にまつわる史跡があったが…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/5d/35f7297cd17b2f9498d164601938265c.jpg)
これが金鉱石を焼いた窯の跡。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8a/dc73bc3755b36f1ac02671bd109d1e4f.jpg)
こんな岩場も現れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/b2/39b318c5fa412b59ef6b72a0212d82a8.jpg)
約2時間で到達した稜線上の「地蔵峠」。
ここまでの道はいつもの直登ルートより危険度、技術度は高い。
しかし変化に富んでおり、山登りの楽しみという面では、こちらの地蔵峠ルートに軍配を上げたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/b9/3b9f7cd461dbd6bbbc8912ea61c8321f.jpg)
峠には、道祖神を思わせる一対の可愛らしいお地蔵さんが鎮座。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/11/099053e433502d88d046360a3c836287.jpg)
標識に表示はないが、長者ヶ岳に向かう道が南に延びている。いずれ歩いてみようと思った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/4f/88169bbabe36c56fa104f149b6281117.jpg)
標識には下部方面へ道が記されているが、実際には道はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/65/b0813d7527a0f6d6793c8d54e0bd2811.jpg)
毛無山を目指して稜線を北上する。いきなりの急坂だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/6f/0b47291b4d4ee0287b8b985452933713.jpg)
峠から小ピークを越えると、約10分で二つ目の“地蔵峠”に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/94/0724bd7909b96045d22393a80f572b1d.jpg)
峠の富士山展望所から。富士山頂部は雲に覆われ、左右に稜線が伺えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/03/f61bb125d02b2b491e72fefb208477a1.jpg)
下部温泉への道もしっかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d3/3339b499092466a4119a06c994a1e856.jpg)
さらに急坂の稜線を北上すると、「そうだよな~!」と思わせる標識。
やはり渡渉個所の多い地蔵峠ルートは、増水時、通行不能になるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/5f/0d662253f73ad19443184ee19bc2de54.jpg)
薄っすらと雪に覆われた山頂部の一角。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/48/86f89d58ecf10d3c55b1d00cdcf99ece.jpg)
麓からの直登コースとの出合い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/3e/df8a17053ff22d5b81cf0c1beffbbf96.jpg)
山頂への最後の稜線歩き。積雪はわずか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/83/610fb253c27d028aa7099a077da61100.jpg)
冒頭の山頂写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/da/e802afb7919b1796ad9cfca850598a2f.jpg)
所期の計画通り、稜線を雨ヶ岳目指して歩き始めた。
が、稜線上はガスが濃く風も強い。
早々に雨ヶ岳縦走は断念した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/f4/74e618f0eca62f59c9e562a90943b5d9.jpg)
山頂から麓へ向かって急坂を下る。
山頂部は相変わらず雲に覆われているが、高度を下げるに連れ明るくなった。
七合目付近の平坦地では、30~40人の大集団が大賑わいしながら昼食をとっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/88/67801d6a242823dbf80e48ffda265103.jpg)
この日の不動の滝は水量が豊かだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/89/10bd96c8af81df962644f1425fbe5889.jpg)
下山間近の一合目標識。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e5/e023cbc5eca77a8fd8339450108b5811.jpg)
登山口にある金鉱石破砕機。地蔵峠ルートは歴史の道でもあった。
次回は雨ヶ岳への縦走を目指す。
大変遅くなりましたが毛無山、見せていただきました。
懐かしいです。
ここもルートがいくつかあるので
他の道はどんななのかな、って興味がありました。
頂上からの展望は残念でしたが
夏の遠征へのトレーニング、という意味では
かなりいい運動になりましたかね。
先日の横尾の時、竜ヶ岳~雨ヶ岳も候補に上がりましたが
私の今の膝ではちょっと無理かな、と。
竜ヶ岳のみでも全然OKだったのですが
隊長がそれなら嫌だと。(-_-;)
今週末は桜目当てで予定していますが
ここも隊長から大ブーイングが出ています。
しかも日曜は選挙なので行くとしたら土曜日。
お天気がイマイチなんですよね。
ま、どうなるかわかりませんが
雨さえ降らなければ桜を追いかけて出かけてきたいと思います。
お立ち寄り、ありがとうございます。
お初の地蔵峠ルートはこれまで馴染んだ直登コースとは別世界で、
同じ毛無山に登っているようには思えませんでした。
>かなりいい運動になりましたかね。
麓から地蔵峠まで約2時間、地蔵峠から山頂への稜線歩きが約1時間30分でした。
予想以上に時間が掛かってしまい、雨ヶ岳縦走を断念する要因となりました。
ご指摘のように、かなりいい運動とはなりましたよ。
>お天気がイマイチなんですよね。
明日土曜日の予報、好転しましたね
>雨さえ降らなければ桜を追いかけて出かけてきたいと思います。
桜を求めて少し北上するのでしょうか?
レポアップ心待ちにしています。
ところで私のGW計画。
北アに向かう気持ちが強かったのですが、
このところの異常気象で北アエリアは非常にリスキーに感じられ断念しました。
で、未だ行き先が決まっていません。
雪の少ない百名山か(ETC割引を使って、例えば西方面の…)、
あるいは夏山登山に向けてのトレーニング目的で、身近な山を日替わりで歩こうかなとも考え始めています。
とりあえずこの週末もどこかに登ってきます。
お互い、良い週末になりますように