2011.1.9(日)
現在、第二東名建設工事で通行止めになっている、賎機山と竜爪山を結ぶ要衝、桜峠。
今春新たな登山道が開通することになっているが、
かつて、放置された茶の木のブッシュで通過を遮られた賎機山稜線~桜峠間がどうなっているのか確認するため
浅間神社から登り、桜峠まで縦走した。
冒頭写真は、茶畑を竜爪山(左ピーク)方向を目指して進む賎機山縦走路。まこと静岡らしい風景だ。
我が家の生活道路、長谷通りの西端にある石鳥居。
信号で麻機街道を渡って境内に入る。元旦の初詣でと同じルートだ。
参拝者で賑わう境内を通過して登山口の通称「百段」へ。
初詣で客が足を延ばし、百段も賑わっていた。
ハイキングコース最初に現れた標識。平成23年3月まで竜爪山へのルートは「通行止め」と前半で言いながら、
後半に、平成23年2月以降は「通行可」とあるのは自己撞着だ。
賎機山山頂の観音様。
山頂から望む富士山。右奥に愛鷹山塊。
山頂を後にして稜線を北に僅かに下ると現れる展望所。
左下、山麓の寺は徳川家康が幼少時代(竹千代の頃)、今川家に幽閉された臨済寺。
縦走路は畑に沿って北上する。
軽快に進むと10数人のパーティーに追いつき、しばらくシンガリを務めることになった。
パーティーが道を譲ってくれたのでお礼を言いながら先に進んだ。
進んだ先には気持ちの良い茶畑が広がっていた。
左を見れば、安倍奥の山々。
振り返ると、逆光の静岡市街。駿河湾が日光を反射し眩しかった。
時折、荒れ始めた茶畑が現れた。
中央に麻機遊水地。中央を左右に横切る道は第二東名取り付け道路。左奥には建設中の第二東名本線。
道沿いはお茶からミカンへ。
第二東名の背後に安倍奥の峰々。
稜線上のお茶畑の道。正面に竜爪山。
福成神社の鳥居。
福成神社の工事の案内標識は、1月末まで通行止めで2月以降は青い点線の道が開通するとある。
登りはじめにあった「自己撞着」案内に比し、こちらは理屈に合っている。ただし、表明通り2月1日に道が開通していればだが…
福成神社。
福成神社左のメーンの道を通過してほどなく現れた分岐。標識通り真っ直ぐ下ると鯨ヶ池に下りてしまうので、ここを右折する。
右折した先は道ははっきりしているものの、踏み跡は薄い。
進んだ先に古いがしっかりした道標が立っていた。
道標に従って進むと廃屋の横を通過し…
落ち葉で道が不明になった所を通過し…
荒れ放題のお茶の木のトンネルをくぐり…
鬱蒼とした竹林を通過すると
桜峠を見下ろす茶畑に到着した。中央左、車が停まっている所が桜峠。
進行方向右側が荒れた茶畑の中の細い道を、お茶の木の枝に足をとられながら下降。
浅間神社から3時間で桜峠に到着。福成神社から桜峠まで、無事に歩きつなぐことができた。
地元の里山に過ぎない低山だが、藪で通過できないと思っていたコースが繋がった喜びは大きかった。
ここにも福成神社と同じ「理屈に合った」標識。
桜峠を左(西)の舗装道路ではなく、右(東)の山道を下ると、旧桜峠トンネルの脇に出た。右の赤いジャケットを着た人の横を通過してきた。
二人連れのジャケットの人は、私の出現に驚かれていた。思うに、私が下りおりる足音、気配がクマかイノシシを連想させたようだ。
ここは竜爪山から下ってきたときに下りた場所。ここから竜爪山に登る道は知っているので、鯨ヶ池を通過せずに桜峠経由で浅間神社と竜爪山が、私の頭の中にある地図上、繋がった。
ささやかだが、私には大きな喜びを味わいながら、バスで自宅へ向かった。
現在、第二東名建設工事で通行止めになっている、賎機山と竜爪山を結ぶ要衝、桜峠。
今春新たな登山道が開通することになっているが、
かつて、放置された茶の木のブッシュで通過を遮られた賎機山稜線~桜峠間がどうなっているのか確認するため
浅間神社から登り、桜峠まで縦走した。
冒頭写真は、茶畑を竜爪山(左ピーク)方向を目指して進む賎機山縦走路。まこと静岡らしい風景だ。
我が家の生活道路、長谷通りの西端にある石鳥居。
信号で麻機街道を渡って境内に入る。元旦の初詣でと同じルートだ。
参拝者で賑わう境内を通過して登山口の通称「百段」へ。
初詣で客が足を延ばし、百段も賑わっていた。
ハイキングコース最初に現れた標識。平成23年3月まで竜爪山へのルートは「通行止め」と前半で言いながら、
後半に、平成23年2月以降は「通行可」とあるのは自己撞着だ。
賎機山山頂の観音様。
山頂から望む富士山。右奥に愛鷹山塊。
山頂を後にして稜線を北に僅かに下ると現れる展望所。
左下、山麓の寺は徳川家康が幼少時代(竹千代の頃)、今川家に幽閉された臨済寺。
縦走路は畑に沿って北上する。
軽快に進むと10数人のパーティーに追いつき、しばらくシンガリを務めることになった。
パーティーが道を譲ってくれたのでお礼を言いながら先に進んだ。
進んだ先には気持ちの良い茶畑が広がっていた。
左を見れば、安倍奥の山々。
振り返ると、逆光の静岡市街。駿河湾が日光を反射し眩しかった。
時折、荒れ始めた茶畑が現れた。
中央に麻機遊水地。中央を左右に横切る道は第二東名取り付け道路。左奥には建設中の第二東名本線。
道沿いはお茶からミカンへ。
第二東名の背後に安倍奥の峰々。
稜線上のお茶畑の道。正面に竜爪山。
福成神社の鳥居。
福成神社の工事の案内標識は、1月末まで通行止めで2月以降は青い点線の道が開通するとある。
登りはじめにあった「自己撞着」案内に比し、こちらは理屈に合っている。ただし、表明通り2月1日に道が開通していればだが…
福成神社。
福成神社左のメーンの道を通過してほどなく現れた分岐。標識通り真っ直ぐ下ると鯨ヶ池に下りてしまうので、ここを右折する。
右折した先は道ははっきりしているものの、踏み跡は薄い。
進んだ先に古いがしっかりした道標が立っていた。
道標に従って進むと廃屋の横を通過し…
落ち葉で道が不明になった所を通過し…
荒れ放題のお茶の木のトンネルをくぐり…
鬱蒼とした竹林を通過すると
桜峠を見下ろす茶畑に到着した。中央左、車が停まっている所が桜峠。
進行方向右側が荒れた茶畑の中の細い道を、お茶の木の枝に足をとられながら下降。
浅間神社から3時間で桜峠に到着。福成神社から桜峠まで、無事に歩きつなぐことができた。
地元の里山に過ぎない低山だが、藪で通過できないと思っていたコースが繋がった喜びは大きかった。
ここにも福成神社と同じ「理屈に合った」標識。
桜峠を左(西)の舗装道路ではなく、右(東)の山道を下ると、旧桜峠トンネルの脇に出た。右の赤いジャケットを着た人の横を通過してきた。
二人連れのジャケットの人は、私の出現に驚かれていた。思うに、私が下りおりる足音、気配がクマかイノシシを連想させたようだ。
ここは竜爪山から下ってきたときに下りた場所。ここから竜爪山に登る道は知っているので、鯨ヶ池を通過せずに桜峠経由で浅間神社と竜爪山が、私の頭の中にある地図上、繋がった。
ささやかだが、私には大きな喜びを味わいながら、バスで自宅へ向かった。
静岡が好きになっていただければ幸いです。
トレラン愛好家なのですね。
私は走れませんが、静岡にはトレランの良いコースがたくさんあると聞いています。
身近なところではこの賎機山や竜爪山、満観峰、浜石岳、ちょっと足を延ばして毛無山や愛鷹山辺りがおススメのような気がします。
静岡にいる間に、いっぱい山を走ってほしいです。
以前、山を走っていたのでまた走りたいと思い賎機山を検索したらこちらにたどり着きました。
落ち着いたら紹介のコースを行ってみます。
それでも登山者のために整備されたとは思えない程度の整備状況です。気を付けて通過してください。
はやとさんの山記録がいつかウエブ上にアップされることを楽しみにしています。
それが一気に1年延期。企業間の契約では考えられない「怠慢」に思えました。
ハイキングコース最初の「自己撞着」標識ですが、「登山者を馬鹿にしてるのか!」と怒れるハイカーが張り紙を剥がし取ったような気がします。
桜峠に下る茶畑の横の登山道ですが、とても狭く、靴ひもが枝に絡まったりして非常に歩きにくかったです。が、難なく通過できました。
この記事を読みながら過去の記憶を思い出してみました。
私は過去2回浅間神社からの竜爪山登山を試みたことがありますが、平成19年の12月の時は「工事中」の看板がありましたが何とか登山道にたどり着くことが出来て、次の平成21年の時は全く近づくことも出来ませんでした。
最初の予定では去年の春から登山道の通行が可能であるような表示でしたがずいぶん工事が遅れているようですね。
桜峠に下る茶畑の横の登山道(作業道?)は狭くて歩きにくかったですが今回はいかがでしたか?