山の記憶 再び

「静岡のK」 山歩きの記録




コッフェル249 甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳

2008-05-31 | Weblog
 登山日 2006.11.3-5
    
    1日目 竹宇(ちくう)駒ケ岳神社06:15→09:50刃渡り→11:50七丈小屋→13:45甲斐駒ケ岳山頂14:15→17:00北沢峠長衛荘 
    2日目 長衛荘06:50→11:50仙丈ケ岳12:40→15:40長衛荘
    3日目 長衛荘05:30→08:05駒津峰→マキミチ→09:50甲斐駒ケ岳山頂10:20→11:50七丈小屋→12:45五合目小屋→15:40登山口駐車場

 写真は同じ黒戸尾根を登った青年に撮影してもらった甲斐駒山頂写真。





 登りはじめは紅葉が華やかだった。





 登り始めて4時間近く、黒戸尾根のランドマークともいえる刃渡りを通過した。





 刃渡りの後は、写真のような原生林の中の平坦地を進む。後半の急登が予測された。





 廃屋となっている五合目小屋の背後にそびえる屏風岩。ここから急登が始まる。





 急登、悪路の出発点となる祠。右に見える木製の階段がそのスタート地点だ。





 急登をしばらくあえいでいると、前日降った初雪が登山道に現われ出した。





 山頂を望むご来迎場。ヤマケイに紹介されていた鳥居は崩壊していた。





 ご来迎場辺りからは鳳凰三山全容が望めるようになった。





 ご来迎場を過ぎると道はいよいよきつくなった。写真は足場がえぐられ歴史を感じさせる岩場。





 前の岩場をクリアするとさらにスリリングな岩場をクサリ頼りによじ登った。ここは二日後の帰りに、次の一歩の足場が分からず難儀した場所だ。





 写真では分かりにくいが、かなりハードな岩場が続いた。登りより下りのほうがスリリングだった。





 大岩に二本の剣。信仰の山らしい光景だ。背後は鳳凰三山。





 クサリなど補助のない岩場が出現。雪がなければなんともないが、雪が引き締まっており、神経を使って通過した。後ろにいる青年に冒頭の山頂写真を撮ってもらった。





 山頂も近く、頂上の祠と登山者を望む。





 山頂周辺はガスに覆われ展望は得られない。写真は山頂付近からガスの合間に望んだ北岳。





 北沢峠に向かう途中で姿を現した魔利支天。





 下りで通過した、周囲をガスに覆われた駒津峰。





 二日目朝、長衛荘を出発して仙丈ケ岳へ向かう。





 穏やかな山容の仙丈ケ岳への登り。





 高度を上げるに連れ、北沢峠を挟んで対峙する甲斐駒ケ岳が姿を露わにしてきた。





 最初に到達したピーク、小仙丈ケ岳。





 間もなく南アを代表する巨大なカールを見せ始めた仙丈ケ岳。





 仙丈ケ岳山頂へ向かう稜線から振り返る、左・甲斐駒ケ岳、右・アサヨ峰。





 仙丈ケ岳北面の巨大カール。





 山頂直下から日本1,2位の高峰を望む。





 山頂直下。山頂の人たちの会話が聞こえてきた。





 南アの女王仙丈ケ岳山頂にて。





 仙丈ケ岳山頂から望む甲斐駒ケ岳とアサヨ峰。





 3日目朝、再び甲斐駒ケ岳~竹宇駒ケ岳神社を目指す。写真はモルゲンロートに染まる仙丈ケ岳。





樹間から望む北岳。





 高度を上げると駒津峰越しに甲斐駒ケ岳と魔利支天が姿を現し始めた。





 北沢峠から甲斐駒ケ岳に向かうと最初に到達するピーク双児山。





 いずれは歩く予定の鋸岳。





 北岳から南に連なる南アルプスの峰々。





 駒津峰から望む、魔利支天を従えた甲斐駒ケ岳。





 甲斐駒ケ岳全容。まっすぐに進む尾根道は直登ルートで、二日前下山に使ったコース。帰りは右に曲がり白砂のマキミチを行く。





 直登ルートとマキミチを分ける分岐点付近にある大岩。ここの通過も甘くない。





 前の写真の岩を分岐にして右の急登が直登ルート。写真を撮ったこちら側がマキミチルート。





 マキミチルートは白砂に覆われ、誤った踏み跡に誘導される可能性が非常に大きい。ペンキの目印を忠実に歩くべきルートだ。





 高度を上げると、手前に魔利支天山頂、背後に鳳凰三山、富士山が直列に並んでいた。





 二日前に山頂写真を撮ってもらった頂上は、今日は一人ぼっち。静かな山頂で本来喜ぶべき状況なのだが、不思議な寂しさにとらわれてしまった。





 甲斐駒ケ岳の山頂表示。名残惜しく30分ほど山頂にいたが、誰も上がって来なかった。





 下り始めてすぐに出会う駒ケ岳神社本社。背後のピークは山頂。





 登りでも見た岩に突き刺さった剣。今回は背後の鳳凰三山の後に富士山が顔を出していた。














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