◎ 山の特徴
房総半島のほぼ真ん中に高宕山(たかごやま 330m)があります。標高が低い割に谷が深く、山深い雰囲気を味わえます。
山頂近くの断崖に源頼朝ゆかりの高宕観音堂があります。地元では古くから雨乞いの山として信仰されていたようです。
高宕山を挟んで石射太郎(岩峰240m)と八良塚(はちろうづか342m)が連なり、林道でつなぐと周回コースが取れる。
◎ 山行日 2017年2月16日
高宕林道奥に駐車。登山口には「天然記念物 日本ザルの生息地」の看板がある。杉林の中を20分程で石射太郎に到着。
北に鹿野山(かのうざん)、南側にこれから行く高宕山や八良塚が確認できた。登山道の大半は関東ふれあいの道となっている。
高宕観音堂や山頂からは、房総の山々や東京湾の上に浮かぶ富士山が一望できた。5時間で周回できたが、最後は足が重かった。
花や新緑にはまだ早く、鳥もさえずっていなかったが、静かな木洩れ日の登山道を歩いて、いい足馴らしができた。
「スイセン」
石射太郎の山頂に咲いていた。このほかにスミレを2輪とツバキだけしか見られず、花の季節にはまだ早かった。
「石射太郎の岩峰」
以前に死亡事故があったため、今は立ち入り禁止となっています。
「石射太郎のいわれ解説」
伝説の巨人「台田久保」は、千葉なまりで「デーデッポ」とか「デイダラボッチ」と呼ばれるそうです。
「高宕山を望む」
中央の峰が高宕山、その左奥に八良塚。
「木洩れ日の道」
コースの大半が関東ふれあいの道として整備されていて、とても歩きやすい。
「高宕観音への石段」
平坦な尾根道を進むと、いきなり人工物の狛犬と仁王像、その先に急な石段が現れた。
「あうんの仁王像」
風化して所々欠けてしまい、苔むしていて、時代を感じます。
「源頼朝ゆかりの高宕観音堂」
石段を登り切ると、稜線の断崖を背にした観音堂が現れた。こんな山奥に古人がよく造ったものだと感心します。
「観音堂からの眺め」
房総の山々が一望できる絶景スポットです。
「岩のくり抜き道」
観音堂の脇に岩のトンネルを抜けて高宕山に向かった。房総の山は岩が軟らかいので、細工しやすいようです。
「高宕山に近づく」
低山とは思えない奥深い雰囲気です。
「高宕山の山頂」
岩場の狭い山頂には、雨乞い伝説にまつわるお釜が置かれていた。東京湾の上に富士山がうっすら浮かんでいた。
「高宕山探鳥路の野鳥」
石射太郎山、高宕山、八朗塚山、巡回路を歩いて、林道に下りた。
新緑前のこの時期は、花もなく、野鳥は、空に旋回するトンビしかいなかった。
「素掘りトンネルの林道」
房総の山は、砂を含んだ軟らかい岩が多く、素掘りのトンネルがたくさんある。穏やかな春の日差しのなか、展望の山歩きができた。
房総半島のほぼ真ん中に高宕山(たかごやま 330m)があります。標高が低い割に谷が深く、山深い雰囲気を味わえます。
山頂近くの断崖に源頼朝ゆかりの高宕観音堂があります。地元では古くから雨乞いの山として信仰されていたようです。
高宕山を挟んで石射太郎(岩峰240m)と八良塚(はちろうづか342m)が連なり、林道でつなぐと周回コースが取れる。
◎ 山行日 2017年2月16日
高宕林道奥に駐車。登山口には「天然記念物 日本ザルの生息地」の看板がある。杉林の中を20分程で石射太郎に到着。
北に鹿野山(かのうざん)、南側にこれから行く高宕山や八良塚が確認できた。登山道の大半は関東ふれあいの道となっている。
高宕観音堂や山頂からは、房総の山々や東京湾の上に浮かぶ富士山が一望できた。5時間で周回できたが、最後は足が重かった。
花や新緑にはまだ早く、鳥もさえずっていなかったが、静かな木洩れ日の登山道を歩いて、いい足馴らしができた。
「スイセン」
石射太郎の山頂に咲いていた。このほかにスミレを2輪とツバキだけしか見られず、花の季節にはまだ早かった。
「石射太郎の岩峰」
以前に死亡事故があったため、今は立ち入り禁止となっています。
「石射太郎のいわれ解説」
伝説の巨人「台田久保」は、千葉なまりで「デーデッポ」とか「デイダラボッチ」と呼ばれるそうです。
「高宕山を望む」
中央の峰が高宕山、その左奥に八良塚。
「木洩れ日の道」
コースの大半が関東ふれあいの道として整備されていて、とても歩きやすい。
「高宕観音への石段」
平坦な尾根道を進むと、いきなり人工物の狛犬と仁王像、その先に急な石段が現れた。
「あうんの仁王像」
風化して所々欠けてしまい、苔むしていて、時代を感じます。
「源頼朝ゆかりの高宕観音堂」
石段を登り切ると、稜線の断崖を背にした観音堂が現れた。こんな山奥に古人がよく造ったものだと感心します。
「観音堂からの眺め」
房総の山々が一望できる絶景スポットです。
「岩のくり抜き道」
観音堂の脇に岩のトンネルを抜けて高宕山に向かった。房総の山は岩が軟らかいので、細工しやすいようです。
「高宕山に近づく」
低山とは思えない奥深い雰囲気です。
「高宕山の山頂」
岩場の狭い山頂には、雨乞い伝説にまつわるお釜が置かれていた。東京湾の上に富士山がうっすら浮かんでいた。
「高宕山探鳥路の野鳥」
石射太郎山、高宕山、八朗塚山、巡回路を歩いて、林道に下りた。
新緑前のこの時期は、花もなく、野鳥は、空に旋回するトンビしかいなかった。
「素掘りトンネルの林道」
房総の山は、砂を含んだ軟らかい岩が多く、素掘りのトンネルがたくさんある。穏やかな春の日差しのなか、展望の山歩きができた。