山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

越後駒ヶ岳の花

2016-11-17 | 2013年山行
◎ 山の特徴
  魚沼平野の東に、八海山(1778m)、中の岳(2085m)、駒ヶ岳(2003m)の急峻な山が望まれる。
  これらは越後三山とか魚沼三山といわれ、特に、中の岳と駒ヶ岳は奥深くてアプローチが長く、きつい登りが続く。
  駒ヶ岳の山頂下には「駒の小屋」という避難小屋があり、今回はここに泊まる2日間の山行とした。
◎ 山行日  2013年7月25日~26日
  梅雨前線が新潟県内に停滞し大気が不安定で、雷注意報の天気予報。不安な気持ちで登山口の枝折峠を昼に出発した。
  幸い、天気は悪化せず、山頂も望めた。夕方、小屋に着くと同時に雨が降り出した。宿泊者はいなく、一人で過ごした。
  翌日は曇り時々晴れの好天気。山頂の稜線に登り、朝露のニッコウキスゲや雪渓脇に咲く花々をゆっくり楽しんだ。
  夏休みの人気の百名山で誰にも会わず、贅沢な時間を過ごした。下るにつれて登山者が現れて、駐車場は満車状態でした。







 「コバイケイソウ」






 「コバイケイソウ」






 「ショウジョウバカマ」
  雪渓の解けた所に小さな花が咲き出していた。





 「ショウジョウバカマ」






 「八海山」
  水無川の深いV字谷を隔てて、ノコギリのような山稜をもつ八海山。山の深さを感じた。





 「コシジオウレンとショウジョウバカマ」






 「コシジオウレン」
  雄しべが紫色を呈して、白い花びらとのコントラストがきれい。






 「コメツツジ」






 「ウラジロヨウラク」






 「コバイケイソウ」






 「コバイケイソウ」






 「中の岳」
  2000m級の山とは思えない重厚な雰囲気を持った越後三山の最高峰。残念ながら、縦走する自信(体力)はない。






 「ミヤマリンドウ」






 「シロバナクモマニガナ」






 「ヒメシャガ」






 「ハクサンフウロ」






 「アカモノ」






 「イワカガミ」






 「中の岳」
  八海山に続く稜線で、最高難度の縦走路です。急峻な山肌に滝のように流れ落ちる沢が印象的です。






 「ハクサンコザクラ」






 「ハクサンコザクラ」






 「ニッコウキスゲ」






 「ニッコウキスゲ」
  早朝の2000mの稜線は風もなく、目の前に荒沢岳、遠くに奥只見や奥会津の山々が望めた。誰もいない贅沢な時間を過ごした。
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