目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

将来も「お魚」食べたいな

2010年08月16日 | えこな記事
「え!マグロが食べられなくなる?!」

世界的な乱獲によって、近い将来マグロが食べられなくなるかもしれない
そんな話を、ちらほらと聞くことはありました。

寿司屋でも、お店でも、マグロをあまり買わない私は(地魚派)、
「マグロはあまり食べないし、これからもあまり食べなければいいや~」くらいの
軽い気持ちでいました。

しかし、先週グリーンピースから届いた
「さかな、いなくなるのかな?」うちわを見たらびっくり!


マグロどころの話ではないようです。


サバやマイワシ、ウナギにスケトウダラ
とかなり身近な
お世話になっている庶民魚も、乱獲によって、激減しているらしいのです。
(そういえば、今年の土用の丑の日のウナギも高騰気味だったなあ)


よくよく調べてみると、漁業が産業化した最近の60年で、大型魚種の90%が世界の海から姿を消した

というのですから、ものすごいことです。

グリーンピースのリリースでは、この残りの10%を利用して、未来の子供達に
引き継いでいかなくてはいけない、と主張しているのですから、
いかに未来の子孫への「資源を搾取」しているか、ということがわかりますね。


海に囲まれたこの佐渡では、毎日のように格安で魚が手に入ります。
イワシなどは10匹で100円。どうかすると20匹で100円という時だってあります。
今までは、それを「豊かさの象徴」のように吹聴していましたが、
それは「搾取」の結果だったのだなあ、と感じ、

何にというわけでもない申し訳なささがこみあがってきます。

海に?魚に?いやいや、もっと別の何かに。


地元の、魚を取り扱うお店でも、
魚の種類が統一していないと、一気に格安になって、捨て値で販売されます。
鯛の中に、イワシとかカレイが入っていると、たとえ数が多くても、
100円とか50円になってしまうのです。

(でも、捨て値でも販売されるだけでもいいのかもしれません。
大手スーパーなどでは雑魚は店頭にでることもありませんから)


もっと魚を増やすことができるような方策が急務なようです。


では私達に何ができるか、となると、具体的な方策となると、政府が行う仕事になってしまいます。
でも、声を伝えることはできます。
声をあげ続け、関心を持ち続け、プッシュし続けないと、うやむやになって着手さえされない
問題でもあるように感じます。


・・・しかし、とても大きな問題ですね~。
あんまりにも大きな問題で正視できなかったのですが、息子が無邪気にこのウチワを持ちながら
「サカナ、サカナ」「エビ、マグロ。カニ、ドコ?」とか言っているのを見て
(お魚図鑑チックで好きみたい、です)
何か突き動かされてしまいました。

ちなみに、トップ画像は漁業関連の知人の知人からいただいた大漁のお魚。
それぞれのお魚にわけて、洗って、トレイに入れて、冷凍して…と半日がかりでした~。

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