目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

佐渡の夏は、コレだよね~文弥人形~

2010年08月15日 | 佐渡だいすきネタ
「佐渡の夏の風物詩」といったら、私はこれを選んでしまうかもしれません。


そう、文弥人形です。

佐渡にもどってきてから見るようになったのですが、
あらすじ、人形の動き、ストーリー展開、
どれもわからないなりに、佐渡らしい雰囲気を感じることができます。
(笑)

連れ合いが、
100年に1度ともいえる名太夫(語りをする人)・北村宗演(1898~1974)の語りの
録音CDを聞いてからすっかりはまってしまい、
日々、その方の声の出し方を(こっそり)研究しつつ、

その傍ら、色々な座の公演を見に出掛けています。

連れ合いが言うには、その名太夫さんの声の出し方(声帯のふるわせ方?)は、
現代の人がだす声の出し方とは根本的に違う、ということ。

そんな現代離れした「声」が、
聞く人に涙を流させるほどの感動を呼び起こさせたのかもしれません。


そんな話を聞くのは、なんとなく「わくわく」します。


連れ合いは、時々深夜に台所でCDラジカセを片手に文弥節の練習しているのですが、
蛙が鳴いているような声と、おじさんのいびきと、大地の地鳴りが重なったような

確かに「現代人にはだせないような」(笑)声をだしています。

名太夫の声を目指して、(時々)練習に励む連れ合い、
影ながら応援したいと思っています。

さて、佐渡には文弥人形の座は佐渡には15座ほどあります。
どの座も、座員が決して多くない状態で上演をするため、
異なる座の座員さんが手伝いつつ、上演することもあります。

座によって、
人形の表情も、人形に着せている着物の趣味も、公演する演目も
おもしろいほど違うので、そこが(私的には)見所かな、と思います。

お涙頂戴ものを中心にやる座もあれば、
合戦もののような刀での切りあいを見せ場にする座もあります。


今回は、真野の集落の「地蔵祭り」の奉納と思われる文弥人形を見に出掛けました。

大人の背丈もある大きなお地蔵様が、裸電球でライトアップされていました。


集落の方だけのお祭りなので、こじんまりとしていて、
ほんわかしたムードを感じさせてもらいました。
クーラーが壊れているので、扇風機だけの冷房っていうのもぐっときました(笑)



文弥好きな父ちゃんのおかげで、息子もすっかり文弥人形マニア???
1歳半にして、すでに5.6回は文弥を見ています(笑)
30分程度なら大人しく観劇することもできるようになりました。


難しいことはわからないけど、なんとなく雰囲気を楽しむ。
そんなゆるい文弥ファンです。

佐渡においでの際は、そんな感じで楽しんでみてはいかがでしょうか?

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