トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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木造駅舎を訪ねて11 肥後伊倉駅

2012-02-10 21:09:00 | 
鹿児島本線肥後伊倉駅。日中は1時間に1本の停車で、快速は通過する。昨年3月の新幹線開業に伴うダイヤ改正で、概ね1時間に2本だった停車列車は一部が快速に置き換わり、停車本数は削減された。
開業は1935年。この駅舎は2代目というが建築年は不詳。建物財産標は外されていた。



これといって特色はない、典型的な西日本の木造駅舎。2つ門司港寄りの大野下駅も似たような駅舎であったが、2010年に解体されている。上写真右側の白いところが建築中の新駅舎となる。


旧字体で書かれている本屋の表記。86.9㎡というのは本屋の床面積であろうか。


2010年春にJR九州の子会社から簡易委託化され、端末が撤去された。それにより乗車券は自動券売機と手書きの発行になった。


ホーム側から改札周りを望む。


前述の通り3月下旬落成予定で、新駅舎の建築工事が進められている。本屋は36㎡とのことで、現駅舎の半分弱の大きさになる予定である。

新駅舎の供用開始後、現駅舎は解体予定である。これにより古くからの姿を伝える鹿児島本線の「本格的な」ペンキを塗っていない木造の駅舎は銀水のみになる。

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