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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

専業主婦の孤立化と負担の増大

2012-04-18 | 子育て
もう4年も前に…

4年前って、どの内閣でしたっけ
というくらい、政界はかわっているのに

変わってない子育て環境、社会福祉

首相官邸の公式ホームページのなかに

「平成20年の会議資料-持続可能な社会の構築(少子化・仕事と生活の調和)分科会」
を、ママ仲間が見つけてくれました

なかなか、興味深い内容
議事録もあり、膨大な量です

4年前から、この社会は何もかわってないと痛感

議事録から一部引用します。

↓資料の説明をしている部分です

「…保育所待機児童の現状でございます。本年に入りまして、
5年ぶりに実は数字がふえております。
過去5年間に13万人分にわたる定員整備、定員の規模は
ふえてきておりますけれども、
待機児童はトータルで見て7,000人しか減少していないという状況が
見てとれるようになっております。

…放課後児童クラブの現状のほうでございますけれども、
こちらにつきましても、量的整備を図ってはおりますけれども、
それを上回るスピードで需要が伸びまして
待機児童が解消されない状況が続いております。

…このように保育サービスや放課後児童クラブにつきましては、
待機児童として顕在化しているニーズの背後に、
さらに大きな潜在需要があると考えられる
ところでございます。
現に、今は働いておられない、幼い子どものいる母親でも、
就業希望を持っている方は多数おられまして
そのようなことを背景に、…
新待機児童ゼロ作戦においては、このような就業希望の実現に向けて、
相当量のサービス基盤の拡充が必要と整理されたところでございます。…」


↑赤字は、筆者が色をつけました。


なんだか、情けなくなりますよね

で、この議事録の中でさらに注視した文言が

今日のタイトル

専業主婦ほど孤立感と負担感が高まっている統計もでている

これも長年いわれ続けていたこと


女性は子育てに専念するべきという世相が専業主婦の母親を孤立に追いやる

一方、働く母親は、子どもに寄り添えない時間に悩みながら仕事を両立させつつ
保守的な世相と闘わねばならない





給食さまさま!

2012-04-13 | 子育て
新学期もはじまって

放課後児童クラブを卒業した(卒業したくてしたわけではない)
4年生たちの新生活も軌道に乗り始めた…

とは、決して言えない現実

今週半ばに給食が始まって
ようやく午後まで授業があるので
下校時間が遅くなりホッとしています

給食ブラボー

それはお弁当を作るのがイヤなわけではなく

児童クラブに行っていても
給食のない期間はお弁当持参だから同じです

下校時間が遅くなったのです

…ということは、

放課後に子どもがひとりでいる時間が少ないということ

学校に、責任あるおとなの目が届く範囲に、

30分、10分でも長く居てくれれば

それだけで安心できるんです

毎日6時間授業にしてほしいくらい

おっと、これでは、過去の詰め込み教育になってしまう
いかん、いかん…


まぁ、それにしても
親が帰宅するまでの時間
児童クラブ登録を保留(=待機児童)にされている4年生グループは

集ってあちらこちらの家をまわって過ごす
「ジプシー放課後生活」を送っている…なんて話も聞きました


昨日の朝日新聞に「学童」特集記事がありました

都心部は習い事や塾が子どもの徒歩圏内にあるからまだいいと。
たしかに、児童クラブの代用に
習い事や学習塾を選択する余地もあります

でも、地方ではそんなに選択肢はないと。

「働くために子どもを預けるなんて
という封建的な風潮もまだ根強いです…と。


いやいや、
そんな「働く母親悪説」は首都圏である神奈川県でもありますよ~
大和市なんて県央地域には、残念ながら根強い


公的機関が設置してくれないから
保護者が「学童」を立ち上げた
と、いうケースもよく聞きます

でも…
必要ならば、必要な人がつくって自己管理すればいいじゃない?

という世論が高まるのは違うと思います。


教育も、子育て環境も
それぞれの家庭が
がんばればいいものではなく
(もちろん、躾や社会ルールを学ばせるのは家庭の仕事ですよ)

地域や公的機関も
ともに責任をもつべきだと思うのです





新学期がはじまって…

2012-04-09 | 子育て
今朝から通勤電車が
今までになく、満杯状態
春の名物ですね~

新学期が始まって一週間になりますが…
大和市の放課後児童クラブの課題も
まだ続いています。

先日、県議会議員の山本俊昭さん(座間市)岸部みやこさん(横浜市)
お会いして
「神奈川県の学童保育(放課後児童クラブ)を​支える議員連盟」の
お話を聞きました。

学童(児童クラブ)は
自治体によって
設置・運営もバラバラで、保護者が求める状況に見合っているとはいえないことが
県議レベルでも認識されています。

横浜や川崎などの政令市と
その他自治体の差も大きく、同じ県民でも
子育て環境、そして子どもの安全な育成環境に雲泥の差があります

大和市などは政令市には及ばないけれど
都内への交通機関も整い
ベッドタウンとして、共働き家庭が増えている自治体です

たしかに昔ながらの三世代同居の家庭もありますが
かつてのように、おじいちゃんや親戚のおばさんが
近くにいて、いざと言うときには
子どもの安否を確認してくれる!なんて
家庭は少ないんですよ

市町村レベルでは
難しいとりくみも、県レベルでとりくみを進めてもらえれば
保護者としても、活動の足場が固められます

まずは、県単位で各自治体に実態調査を入れたいと
山本議員も言っていました

大いに期待としたいと思います。

我が大和市選出の
藤代ゆうやさんのHPには

「…保護者の負担軽減、指導者の負担軽減など取り組んでいかなくてはならない課題
が多くあります。
学童保育は、安心して帰ってこれる第二の家庭です。
それをしっかり守っていくのが、我々県議会議員の義務であると思います。」

とあります。

児童クラブは単に子どもを預ける場ではなく

「第二の家庭」であり
そして今日的な子どもたちの「居場所」なにんですよね

氷山の一角となっている潜在的な待機児童の存在も
ぜひ、多くの政治家のみなさんに認識してほしいものです

4月7日(土)のつぶやき

2012-04-08 | 子育て
11:58 from web
どうして、児童クラブに行かれないの?行ってはだめなの?学童に入所申請したものの待機児童になってしまった4年生。設置面積や運営を理由にした自治体の「大人の都合」は居場所を求める子どもには通じない…ごめんね。ママたちの力が及ばなくて。ほんとに悔しいよ

by SHINKEN_PINK on Twitter