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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

幼児一貫教育の場!?子どもを「選別」しないで

2012-03-28 | 子育て
春の嵐のようなにわか雨もあった今日

そろそろ、春の陽気到来でしょうか


春は別れと出会いの季節ですね


市内にある、とある幼稚園

障碍(がい)児を受け入れない主義であることは
意外と知られていないよう…

数年前、友人から聞いた話を

この春の季節になると思い出し、悔しい気持ちでいっぱいになります。

彼女は、自宅から距離的にも近いこの幼稚園に
子どもを入園させたくて
園長のお母さん(前園長のおつれあい)に事前面接をしてもらい
「大丈夫」との言葉をもらって
本面接に望んだそうです。
しかし、
園長から、他の子どもたちとは、違う質問をされて
結局応えられない状況に追い込まれ
不合格になったということでした。

彼女は、園を出るなり
道路の端で大泣きしたそうです…

願書をもらうために保護者が交代で(?)前日から並ぶという有名な幼稚園

いまは前日からの「有名な」行列はなくなったそうですが

エリート教育だとか、
躾が厳しいとか、
この幼稚園出身幼児の保護者は小学校でも最大の派閥をつくるとか、

いろいろな噂が飛び交う幼稚園のようです

その幼稚園では、
あらたに保育園が増設され

さらには「園出身者のみを対象にした学童保育施設」をつくる計画もあるそうです

公立の学童が4年生
(定員が一杯で、実質は3年生までしか受け入れられないところもあります)まで
という環境で

働くママたち
「4年生になったら、どうしよ~
と、悩んでいるところに
飛び込んだニュース

児童の選別をする園が
幼稚園・保育園-学童の「一貫教育」をも目指しているの

と、なかば呆れる思いの働くママたちでした…

まぁ、さすがに
数年前の障碍児を入園させなかった出来事から批判が高まったらしく
園長も「しぶしぶ」受け入れる体制になったと
別の幼稚園関係者から聞きました


大人になると

他者との「ちがい」を認め合うことが難しい環境になりがちです

幼児のうちから

障碍児も、そうでない子も
外国籍の子どもも

いろんな「個性」「生まれた背景をもつ人」が集まって
この社会はつくられている

「共生」社会であることを

そして
誰ひとりとして
誰かの支えなくては生きていけない社会であることを

学ぶことが、大切だと思います

幼児のうちから「選別」とか「一貫教育」とか

大人のエゴで

子ども社会を壊してしまうのではないかと

心配でなりません