遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

新松子

2018-09-11 15:02:30 | 日記
平成30年9月11日(火)

新松子 : 松ぼっくり、青松毬


新松子(しんちぢり)、ちちりは松笠のことで、
その年に出来た新しい松かさの事を言う。
青松毬(あおまつかさ)とも呼ばれる。
松の種類により多少違いはあるが、凡そ卵形で
包鱗を固く閉ざし、青々と如何にも若々しい。

(昨年の埠頭公園にて、)

熟して茶褐色に変色した物は聖夜の飾り物等に
使われる。


スッカリ秋の気配が漂い、、早朝には肌寒く感じ
て、Tシャツ一枚ではムリの様、、、。
中袖を羽織り、ジーンズで散歩に出かける。
途中、小学校近くに在るお茶屋さんの前で、お茶
を焙じている。通りの端迄、芳ばしい香りが漂い
来る。
大通りに出て名古屋港へ、、、、
平日の午前、人通りは少なく、心地よい風に浸り
港へ、、、、。
水族館へ向う人も少なく、それでも観光バスが
遠足の子等を降ろして行く。


埠頭公園に人影は無く、公園の樹木を手入れする
人達の姿が在る程度、、、、。
台風の傷跡は殆ど無く、綺麗に整備された樹木の
間を縫い、松林を見上げると、既に新松子は無く
草の上にも落ちていない。
執念ぶかく探し廻ると、ヤット一つ枯葉の間から
覗いて、、、、。


名も知らぬ木の実が彼方此方に散らばる。
そろそろ樹々も色付き始めた様で、所々に落ちて
いる。 樟、柏、プラタナス、、、、、

7月の豪雨、8月半ば頃から続いた台風等の所為
か、今年は季節の廻りが本当に早い様で、、、、


今日の1句

ゆくりなく新松子落つ今朝の庭     ヤギ爺


※ゆくりなく : 思いがけなく、 突然に、

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