遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

秋 草

2019-11-06 16:37:35 | 日記
令和元年11月6日(水)

秋 草 : 千草、八千草


よく知られた七草を始め、名もないとされる
草迄、秋に花を付ける草を特定せずいう。
図鑑の上では、全ての植物に名前が付いて
いるが、一つ一つが目立たず可憐に咲く様子
から、千草とか八千草とも呼ばれる。

山野、道の辺、庭などに他の植物に混じり、
ひっそりと咲いている。どれも楚々とした
風情を持ち、小ぶりで寂しく地味な色あいの
ものが多く、哀れを誘う、、、。

吾亦紅、竜胆、釣舟草、尾花、千日紅、嫁菜、
お辞儀草等と個性的な名の花が多い、、、

吾亦紅(われもこう)


竜胆(りんどう)


釣舟草


尾花(芒)


千日紅


嫁菜


お辞儀草、(眠り草)


草丈の長いものが風に吹かれて乱れ靡く、
また、朝露に濡れてうつむく様に垂れている
ものは、盛りの中、やがて滅んでいく哀れ
を含み、趣が深い、、、、

秋草には、優美な心曳かれる草花が多い。


今日の1句

惜しまれつ八千草消えて終ひけり    ヤギ爺



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