令和2年9月26日(土)
さつま芋 : 甘 藷
ヒルガオ科の多年生、植物 中南米原産
我国へは中国から宮古島へ入り、琉球から薩摩(鹿児島県)
に伝わった。江戸の享保年間に、青木昆陽が普及させた。
畑に植えられた甘藷の苗は、夏の間に蔓が伸び葉が地面を
這うようになると地下の塊根も太り、初秋から掘り起こし
が始まる。 肥大した根が食用となる。
塊根は食用の他、酒類、アルコール、澱粉等の原料となる。
亦、蔓と伴に葉は家畜の飼料となる。
サツマイモには異称も多く、カライモ、リュウキュウイモ、
トウイモ、アメリカイモ等といわれる。
朝、スーパーへ買い物に行き、店先に「鬼まんじゅう」を
見つけ、早速買って帰る。 カミさんの大好物だ。
毎年、さつま芋が出始める(今では年中在るか?)季節、
カミさんは「自家製鬼まんじゅう」を作る。
さつま芋を1cm程の角きりにして、薄力粉に砂糖を
加え溶いた物を蒸し上げる(レンジ使用)
カミさん手製の鬼まんじゅう
今年は、膝痛で病院通いが当分続き、出来そうもないので
市販の物を、、、、、
鬼まんじゅう : 芋まんじゅう
薄力粉(上新粉)に砂糖を加えた生地に、1cm程に角切
りした薩摩芋を加えて固めたものを蒸した和菓子。
主に愛知県を中心に東海地方に多い。
普通の饅頭は、生地の中に餡(具)が纏まって入っている
が、鬼饅頭は薩摩芋(角切り)が生地と一緒に混ぜて在り、
饅頭の表面にも芋の角切りが見えている。
一般の饅頭より生地に粘りがあり、表面につやがある。
名前の由来は、芋の角切りが表面にゴリゴリ見え、鬼の金
棒の様に見えた。 亦、戦前・戦中の頃は粉の質も悪くて
饅頭の色が黒ずんで、鬼の不気味さから鬼饅頭とも、、、
今でも愛知県の和菓子店では、この季節になると店頭に
鬼まんじゅうが並ぶようになる。
私の子供達が小学生の頃、町内行事で「芋掘り」に行った
事が在った。町内役員の知人の農家で「芋掘りをさせて
くれる」との事で、早速子供会とその父兄が各々の車で
農家へ向かった。
あらかじめ農家の方が、少し掘り起こして居り、手順や
芋の説明が在った。子供達は初めての体験に大ハシャギ
半日、農家でお世話になり、帰りに沢山の薩摩芋を頂く。
夜、焼肉パーテー、、、今も忘れぬ思いである。
今日の1句
ホッコリと茶を流しつつ芋を喰ふ ヤギ爺
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