遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

びわの実

2021-06-19 16:35:17 | 日記

令和3年6月19日(土)

枇杷の実 

バラ科の常緑低木、高さ10m。日本には野生種がある。

葉は長楕円形で厚くて堅く、下面には淡褐色の毛が多く密生する。

11月頃に黄白色を帯びた佳香のある小花が咲く。

枇杷の花

 

果実が熟するのは、翌年の初夏に結実して卵形の黄橙色の実となり

表面には薄い綿毛がある。 

熟した実の皮は薄いので手で剥ける。

果肉は甘く瑞々しく、 実の割に大きな黒光りのする種子がある。

厚みのある大きな濃緑色と、黄橙色に熟した実の対比は鮮やかで、

美しい。

江戸時代には「枇杷葉湯」として、枇杷の葉を干して煎じ、肉桂

や甘茶を混ぜたものを店先で、暑気払いとして振る舞ったと伝え

られている。 亦、木材は木刀に使用されている。

 

今年は枇杷の実が豊作なのか、方々から枇杷をいただいた。

木の枝に付いた卵形の少し小ぶりのものや、真ん丸で大きなもの等

様々で、沢山いただいた。

小ぶりのは少し酸味があるが充分甘い。

真ん丸の大きなのは完熟し、とても甘く果汁もタップリある。

枇杷の皮は薄く手で簡単に向けるが、カミさんが剥いたのを半分

に切り、大きな種を出してくれ、久しぶりに枇杷の実を堪能した。

 

今日の1句

枇杷を捥ぐ少し残して鳥を待つ   ヤギ爺



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