遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

菩提樹の実

2022-10-11 16:06:41 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年10月11日(火)

菩提子 : 菩提樹の実

インド・ヒマラヤ地方に産するホルトノキ科の数珠菩提樹
(インドジュズノキ)またはシナノキ科の菩提樹の種子。
亦、其の種子で作った数珠(ジュズ)をいう。
菩提樹はシナノキ科の落葉高木で、その名前から寺院等に
多く植えられている。

菩提樹が寺院に多く植えられているのは、釈迦がこの木の
下で生まれて成道し没したことからと云われ、「菩提樹」
の名もこれに由来する。


夏に香りのよい淡黄色の小花を咲かせ、秋に莢型の苞に
豌豆ほどの丸く薄黒い核果が数個ずつ垂れ下がる。

表面には黄褐色の細かい毛がある。
落葉した後などに注意してみると垂れ下がった異様な実
を多く目にする事が出来る。
菩提樹の実は直径7~8mmの球形で、細毛が密生する。

熟したこの実を乾燥させて数珠(ジュズ)を作る。

菩提樹は種類が多く、釈迦に因んだ菩提樹はインドジュズ
ノキ(数珠菩提樹)で、日本にはなく別の種類である。

岐阜県岐阜市に在る「三田洞弘法」には、樹齢1200年
の菩提樹の古木が植えられている。
此処は、816年(弘仁2年)に空海がこの地を訪れ創建
したと云われ、この折りに菩提樹を植えたと伝えられる。
句会吟行で毎年訪れ、私(ヤギ爺)も2度程参加した。
名鉄本線岐阜駅前からバスで30分程、「三田洞」で下車
徒歩で15分、、真言宗の法華寺である。


入って直ぐに空海大師の像が在り、庭園の中ほどを進むと

「菩提樹」の古木(大木)が植えられて居た。


木札(案内板)に、「816年(弘仁2年)に弘法大使が
お出でになった時、お植えになったものです」と在る。
現在、岐阜県の天然記念物に指定されています。
ここで、句仲間が菩提樹の実を拾い見せてくれた。
葉を貫き、二つ付いた実がとても形が良く、皆で暫くは目
を見張り、仲間もそれを捨てきれず持て余す。

他の一人が、「頂いてもいい、?、孫の土産に、、、」

今日の1句

二つ実の菩提子を手に持て余し   ヤギ爺

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