令和4年3月12日(土)
囀 り : さえずり
鳥が繁殖期に出す特別な鳴き声を囀りと呼ぶ。
一般にメロデイアスで美しい複雑な声をだす。
同種の雄に対する縄張り宣言と、同種の雌に対する求愛の意
味を持つ。
秋にも種類に依っては同様な囀りをする鳥もあるが、多くは
春を告げる鶯を先駆けとして様々な鳥が歌い始める。
五月頃になると南方から夏鳥が渡来して、山地や高原は囀り
の天国となる。
人間の音楽と鳥の奏でる声は密接な関係があり、季節の到来
や変化を知らせる代表的な「季語」となる。
バードソングという英語も人の口にのぼるようになった現代
囀りは全体的に季語とする場合と、個々の鳥の歌声の特徴を
捉えて詠む場合もある。
亦、啄木鳥(秋の季語)の木を叩く習性(ドラミング)は、
囀りの代りとして解されている。
キツツキ
時に、喧しいおしゃべりのことを「さえずり」という。
亦、地方の人や外国人などの聞き分け難い言葉をいう。
暖かさが増し、ご近所にも「囀り」が聞こえるようになった。
雀の「チュン、チュン」という声はよく耳にするが、、、、
梅の木のあるお宅の庭に、メジロの姿を目にする。
「ピーチュル、チー」「キュル、キュル、キュル、、、」
鵯(ヒヨドリ)であろうか、「ヒイーヨ、ヒイーヨ、、、、」
ヒヨドリ
先日、白鳥庭園へ吟行に出掛けた句仲間から「真っ青な翡翠
を見たよ、、」カワセミは 甲高い空をつんざくような声で
「キー、キ、キ、キ、キ」と、声はするが姿は中々、、、、
都会では、珍しい鳥で在ろう。
暖かくなり、今日の最高気温は21度超え、木々の芽吹きが
盛んになり、鳥達も活発に動き廻る、、春の到来である。
今日の1句
囀りの朝心地よき目覚めかな ヤギ爺
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