遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

新松子

2020-09-06 16:20:01 | 日記

令和2年9月6日(日)

新松子 : しんちぢり、青松毬

今年、新しく出来た松毬、やや青味を帯びている

松の種類によって違いはあるが、概ね卵形で包鱗

を固く閉じ青々として瑞々しく如何にも若若しい。

鱗片が隙間なくきっちり詰まっている。

これに対し、松ボックリは茶褐色に変色し、松毬

が開いてくる。松ボックリは壁飾り等の装飾品や

民芸品などに利用される。

松ボックリ

 

新松子とは、松笠のことを松子(ちぢり)といい、

俳諧等で、新しい松かさを「新松子」と詠んだ。

 

今年も名古屋港、埠頭公園の松並木に沢山の新松子

が出来ていた。 薄緑色の包鱗がギッシリ詰まり、

青々としていかにも若若しい、、、、、

松並木の中には、老木と見られる様な松もあるが、

そんな松の枝先の葉の間に、青い松笠が覗いている。

未だ未だ老いてなんか居られない、、、そんな風に

感じられる。

私も、少し見習わないといけないか、、、、、、、

 

今日の1句

鮮らけし老松にまた新松子     ヤギ爺

鮮らけし : 鮮やか、生き生きとしている

 



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