令和3年3月12日(金)
椿 餅
(花桔梗:瑞穂区汐路町)
餡をくるんだ餅を、二枚の椿の葉に挟んだ和菓子
道明寺糒(ほしい)で作る事が多い。
薄紅色に染められ、濃い緑色の葉との対称が美しい。
(俳人 : 形山由美子氏の解説)
春の餅菓子類の中では、やや遅れて店頭に出る。
「河海抄」の記述によれば、糯米を乾燥させて臼で挽
いて作った餅粉(道明寺糒)を甘葛の汁で練ったもの
を団子の様にし、椿の葉で包んだもの。
(不老園:中区古渡)
不老園
(川口屋:中区錦3)
川口屋
古くは、源氏物語の「若菜上」に記述が在る。
「椿い餅、梨、柚子やうのものども、様々に筥(はこ)
の蓋どもにとりまぜつつあるを、若きひとびとそぼれ
とり食ぶ」とある。
カミさんが買いもの帰りに「デパ地下」で珍しい和菓子を
を買って帰る。「椿餅」とある。
(名古屋芳光:東区新出来)
濃緑の葉で上下に挟んだ餅菓子、「椿餅」とのこと。
春の和菓子の定番だそうだ。よく似たものに「柏餅」「桜餅」
等があるが、椿餅は初めてである。
名古屋でも、この季節になると春の和菓子として店頭に並ぶ
ようである。
早速、頂いた。椿の葉の色と香りが食欲を誘い、、きめ細かな
餅の中に、小豆餡が、、、旨い、、病みつきになりそう、、、
今日の1句(俳人の名句)
椿餅葉の本はすに切にけり 松瀬 青々
私も名古屋に7年間住んでいました。
主人の転勤で
・・・
名古屋も大都会ですからね〜
今年も行きました❗️
離れてから懐かしくて時々いきます♪
徳川美術館・徳川園も
いいですね〜 ❣️