遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

秋の山

2018-10-23 15:49:00 | 日記
平成30年10月23日(火)

秋の山 : 秋嶺、秋の峰



秋は大気が澄むので遠い山も近く見える。
ベランダから遠く霞んでいた養老山脈の
稜線がクッキリ見える様になった。


今回、岐阜の句会仲間の兼題が「秋の山」


空気が澄み渡って空が高く感じられる秋に
山襞(ひだ)も樹々も人間に近ずいて親し
みをいだかせる。特に落葉樹の葉が赤、朱
紅、黄に、色付くとき、初めの淡い色合い
から次第に色を濃くしていく、時間的な動
きと、その紅葉、黄葉が、峰から裾野へ
下りてくる、、、鮮やかな動きは秋の山の
印象を高め、人間の心情と自然との交流を
促す。
初秋、仲秋、晩秋へと山は変化をする。

老いと伴に山登り(私の場合はハイキング
程度)へは出かけなくなったが、、、
東京にいた頃、寮の先輩から誘われて、
東京近郊の日遇えり出来る山へ行った。
神奈川県に在る「丹沢山系」が多い、、


新宿から小田急線に乗り「伊勢原」「秦野」
辺りで下車、バスで登山口へ、、、



3、4時間、多くて6,7時間程のコース
今では、大山のケーブルカーが再開し、便利
になった様だが、


、、
寮母さんに「おにぎり」を作って貰い、、
水を背負って、時に女子大生達が加わると、
インスタントラーメン等を山頂辺りで、、、

途中、「アケビ」「山茱萸」等を齧り、、
何とも楽しい思い出が蘇る、、。


今日の1句

秋嶺や吐息つきたる山ご飯     ヤギ爺


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