遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

牡丹餅を作る

2022-03-20 16:39:31 | 日記

令和4年3月20日(日)

牡丹餅を作る

3月18日、春の彼岸入りとなる。

「春分」の3連休、昨日は冷たい春の雨で公園に子供達の

声は聞かれなかった。 肌寒く暖房をつける。 

今朝(20日)は打って変り、春の陽射しを一杯に浴びて

穏やかな日曜日となった。 

春彼岸、昨年は雨の中姉の一周忌の法要に出掛けた、、、

何気なく、「ぼたもちを作ろうか、、、、?」。

昨年の末、町内恒例の餅搗き大会が中止(コロナの影響)

となり、糯米を処分するのに役員で分配(買取)する事と

なった。 

先日赤飯を炊いた折り、「残りは彼岸にぼた餅を作ろう」

ということになった。(私、言う人。カミさん作る人。)

 

糯米を2合、うるち米1合の割合で炊く。

 

小豆(300g)は水洗し、中火から強火にし沸騰したら

灰汁を取りながら中火で30分程、豆が膨らんだら笊に

上げ、再度豆水に入れ煮込む。常に豆に水面が被る様に

茹で、笊に上げ湯切りをして鍋に戻して砂糖(300g)

を加えて中火でゆっくりとヘラでかき混ぜながら煮る。

豆を掬い、全体に纏まり落ちる様になったら火を止める。

少し柔らかめでも冷まして置くと丁度良い餡が出来る。

米が炊き上がったら、擂粉木で潰して半搗きにする。

牡丹餅作りは、手のひらに餡を伸ばし丸めた餅を包む。

餡が手にくっ付くのが嫌ならラップで包めばよい。

カミさんは一つ、二つ作り、他はラップで包んでいた。

早速、お昼にいただく。想像していたより美味しかった。

カムカムエブリバデイ(朝ドラ)の「美味しくナーレ」

が効いたようである。

黄粉は、甘さが足りない。(砂糖が少なかった様だ)

コッソリ、餡をつけて食べる。

毎年、牡丹餅とおはぎの違いの御託を述べるが、、、、

春には牡丹の花が咲き、この花のように餡をまぶしたのが

牡丹餅。秋には萩の花が咲き、この頃に供える少し小ぶり

のがおはぎ、、、、、、。

江戸時代の伝えに依ると、

「糯米の餡に使われる小豆は、春に種を蒔き秋に収穫される。

おはぎを作る頃(秋)は、採れたての小豆は軟らかく皮ごと

食べても美味しい。(萩の花の様に小さくまとめた。)

春には小豆はなく保存して置いたのは固く餡を濾して、

漉し餡にした。(形は牡丹の花の様に大きかった。)

今では、保存技術も向上し、区別する事無く。店の作り方に

任せて、それぞれ餡も色、形、大きさもマチマチである。

 

 

今日の1句

酒好きに牡丹餅供ふ春彼岸   ヤギ爺



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