遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ハロウインって?

2020-10-31 16:01:14 | 日記

令和2年10月31日(土)

ハロウインって何ですか ?

今日、10月31日は「ハロウイン」の日、

カトリック教会では11月1日を諸聖人を祝う日とし、

その前夜(10月31日)に行われる祭りとされる。

毎年10月31日に行われるこの行事は古代ケルト人

が起源で、「ジャック・オー・ランタン」カボチャの

中身をくり抜いて飾り灯を付ける。子供達がお化けや

魔女等に仮装してご近所の家々を周り、お菓子を貰っ

て歩く習性がある。

これはキリスト教の祭りではなく、ケルト人が秋の終り

を告げ冬になり死者の霊が家族を訪ねて来ると信じられ

精霊や魔女等から身を守るために、仮面を被り魔除けの

火を焚いた。 お化けに扮した子供達はご近所を周り、

「お菓子くれないと悪戯するヨ」と唱える。

各家庭ではかぼちゃの菓子を作り、子供達は貰って来た

菓子を持ち寄り「ハロウイン・パーテイ」を開いた。

 

語源の「Halloween」は、聖人達の夜を意味し、

「,ween」は「eve」の前夜の変化したものといわれ、

そこから聖人の祝いの前夜祭となる。

ケルドのドルイド信仰

 

その歴史は、古代ケルト人の「ドルイド信仰」にある

と言われ、冬の季節の始まり儀式、収穫祭で、篝火を

焚き作物や動物を捧げた。ドルイドの祭司達が各家庭

を廻り、この火の燃えさしを与え、各家庭の竈の火に

くべ、家を温めた。この風習は後にイングランドでは

廃れたが、スコットランド、アイルランドでは今も、

引き継がれている。

19世紀に入り、移民の間からアメリカ社会に伝えら

れた。 20世紀に入るとアメリカのTV局や映画等

から全米に広がって行った様である。

世界では主に英語圏の国々に伝わり、アイルランド、

イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド

等が在る。

他の国のフランス、イタリア、スペイン、ポルトガル等

のヨーロッパや、南米の国々では全く興味を持たずに

無視している様である。

亦、ロシアでは教育者が「子供達には有害である」と

の見解を示している。

東アジアの香港や日本等、アメリカ文化として受容され

殊に日本では1990年代後半に、東京デイズニーランド

のイベント開催により、各地のテーマパーク等がでハロウ

インのイベントを次々に展開させた。

2000年代に入り、菓子メーカーに寄るハロウイン商戦

始まる。2010年代になると若者達の仮装・コスプレの

イベントが行われる様になり、日本式のハロウイン広がり

始める。

テーマパークでは客寄せの一大イベントになり、キャラク

ター達が園内をパレードし、大きな呼び物の一つである。

長野県の白馬村等では、トリックアートを使い仮装コンテ

スト等趣向を凝らし、観光客を呼び寄せる。

他にも幼稚園や、各地の商店街などでは年中行事の定番と

なって居る。

今では大都市を中心にこのイベントが大々的になり、東京

渋谷を始め、全国の主要都市で毎年若者達の騒ぎが大きく

なり、様々な問題を引き起こしている。

渋谷の若者達の暴動を始め、各地の若者の暴走がエスカレ

ート、チェーンソーを持ち出したり、エア・スタンガン等

で脅し、パトカーの出動が相次いでいる、、、、。

 

 

今年は新型コロナウイルスの影響で、イベントの自粛を

要請しているが、強制ではなくどれほどの効果が在るか

どうか、、、、

これを機会に、ハロウイン商戦を全面的に自粛して

貰いたい。

先ずは、マスコミ、特にTVでの行き過ぎた報道番組、

連日の様にタレント達が担ぎ出され馬鹿騒ぎの誘致合戦

菓子や食品等の便乗商戦、仮装・コスプレの自粛、、、、

本来の「ハロウイン」の趣旨を考えていただきたい、、、

以前、米国留学生がハロウインの仮装をして、居住者の

男性(米国人)から発砲され即死した。正当防衛を主張

し、無罪放免、、、銃規制の問題も未だ解決せず、、、

ハロウインの本場アメリカ始め他の国の若者達は、街で

ハロウインの馬鹿騒ぎはしない、、、、、、、、

 

今夜は満月との事、ハロウインと満月が重なるのは46

年ぶりの事(気象予報士が仰っていた)

ご家庭のベランダや庭から、子供達と一緒に満月を眺め

てみませんか、、、、

 

今日の1句

街角にかぼちゃ嘲笑ハロウイーン     ヤギ爺



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