令和即位一年

令和2年５月１日（金）

令和即位一年

（中日新聞朝刊より）

 

天皇陛下は即位から一年を迎えられた。

昨年、即位の一連の儀式を終えられた天皇陛下は

皇后陛下とご一緒に地方訪問等のご公務を、順調

に遂げられた。

５月には、トランプ米大統領が国賓として来日、

　２７日夜には宮中晩餐会の場で、もてなされた。

６月１２日、愛知万博記念公園で「全国植樹祭」

　に両陛下が参列、記念の植樹をされた。

８月１５日、「全国戦没者追悼式」両陛下参列。

 

１１月２５日、ローマ法王が来日され、皇居にて

　面談された。

１２月には、宮城、福島県へ被災者の方々の慰問

今年（令和２年）１月１５日、天皇即位後始めて

の「歌会始」にご出席された。

天皇御歌

「学舎にひびかふ子らの弾む声、さやけくあれと

　ひたすら望む」を披講される。

此処迄、順調にご公務を進められて来たが、

「新型コロナウイルス」で一転し、感染の猛威に

皇室の行事も余儀なく取止めとなった。

両陛下の「英国ご訪問」も取止めとなる。

予定された、秋篠宮様の皇嗣となられる「立皇嗣

の礼」も延期となった。

様々な行事が取止め、延期となる中で、

「政府専門家会議」からの進講を受けられた際、

陛下は「今後、皆がなお一層心を一つにして力を

合せ、難しい状態を乗越えて行くことを、心から

願っています」と述べられた。

政府は、今日（５月１日）日本全国に出された

「緊急事態宣言」を５月末迄延長するとの事。

一見、コロナの勢いが収まりかけた様に見える

が、北海道では再び勢いを増している。

この延長は妥当なのかもしれない、、、、、

 

今日の１句（俳人の名句）

うららかなけふのいのちを愛しけり　　　日野　草城