遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

なんじゃもんじゃ

2020-05-21 15:42:10 | 日記

令和2年5月21日(木)

なんじゃもんじゃの木 : ヒトツバタゴ

モクセイ科ヒトツバタゴ属の一種

木の高さは20mを超える大型の落葉樹で、

幹は灰褐色で縦に筋がある。

葉は楕円形で4~10cm程、長い葉柄は対生する

花期は5月頃で、新しい枝の先に10cm程の円錐

状に集散花序を付ける。

秋には直径1cm程の実を付け、黒く熟する。

花は遠目に雪が積もった様に見える。

なんじゃもんじゃと名付けられる植物は、

ヒトツバタゴの他に、クスノキ(樟)、ニレ(楡)

イヌザクラ(犬桜)、ボダイジュ(菩提樹)等がある

中国、台湾、朝鮮半島に分布し、日本では岐阜県の

木曽川周辺、愛知県等に多くある。

名古屋市内では、街路樹として大通り沿いの並木に

多く見られる。

名古屋市内のなんじゃもんじゃ

名古屋国際会議場(白鳥)付近

 

此処、名古屋港の大通り(江川線)の一本西側の通り

にもヒトツバタゴの小さめな並木がある。

風に揺れる様はとてもユーモラスで、なんじゃもんじゃ

の名がピッタリである。

 

昨日(5月20日)、時の人「黒川検事長」が新聞記者

らと賭けマージャンをした疑いがあると、週刊文春の

ウエブサイトで報じられた。

今日(5月21日)、黒川氏はこの事実を認めて辞職願

を提出したと報道された。

5月1日、13日の2度に渡り、都内に住む産経新聞の

記者宅で、他の産経新聞記者と元朝日新聞の記者とで

賭け麻雀をしたもよう。緊急事態宣言下の「不要不急の

外出を控える」要請のされる中、三密で麻雀荘の休業

要請の最中での行動、、、法を守るべき方や、自粛要請

を報じるべき人達の青天霹靂の行為である。

折しも「検察庁法改正案」を見送ったばかりの出来事。

政治も、検察も、マスコミ関係者までもが、、、、

何処まで落ちる「日本の品位」、、、、

 

今日の1句

五月闇なんじゃもんじの傘の下     ヤギ爺

なんじゃもんじゃの同意語に「あんにゃもんにゃ」が

ある。「事理に不明なこと、理性に乏しき者を罵る言葉、

世事に通せざる者を指していう」とある。

正に、今の世の中「なんじゃもんじゃ」、、、、、



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