遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

白鳥庭園の睡蓮

2021-06-23 16:45:32 | 日記

令和3年6月23日(水)

白鳥庭園の睡蓮

今年も白鳥庭園の睡蓮が見頃を迎えている。

白鳥庭園は名古屋の南部、熱田神宮の西側に在り、

白鳥国際会議場、白鳥センチュリーホール等が隣接する。

吟行でよく出かけた所で、よく手入れされた庭園は名古屋

周辺の四季を表す「山、川、池等を配した人口の庭園」で

折々の植物を楽しめる。

蓮池の周りには、愛好家や素人カメラマンが代わる代わる

写真を撮っている。 今の季節は睡蓮が人気の様で、、、

時折、水面に錦鯉がぽっかり姿を現し、大きな口を開けて

餌を待っている。 

子供連れが多い時には餌を与える様で、人が集まると、

鯉も群れる様である。

 

睡蓮は熱帯原産のスイレン科の多年草である。

睡蓮という名の由来は、花が蓮の花に似て居り、夕方に

閉じて翌朝また開くところからこの名が付いた。

実際は、日中開いて夕刻閉じる「昼咲き」と、夕刻開い

て朝閉じる「夜咲き」が在るそうだ。

日本に自生する睡蓮は耐寒性が強く、羊の刻(午後2時

頃)に咲くところから、別名「羊草」ともいわれる。

現在は、明治の始め頃に渡来した外来種が多く、白、黄、

紅等と花色も豊富に在る。

日本に古来より自生する「羊草」は可憐な白い花を付け、

俳人等が好んで詠んで来たと言われる、、、、、

 

今日の1句

山の池底なしと聞く羊草   稲畑 汀子



最新の画像もっと見る

コメントを投稿