令和2年7月4日(土)
荒梅雨
激しく降ることの多い梅雨、若しくは梅雨の
うちでも特に雨量の多い時季で6月末から
7月の上旬の、梅雨の後半に集中豪雨となり
災害を引き起こす頃をいう
梅雨は、春から夏に向かうに従い、海より陸
の温度が高くなり、大陸からの高気圧の勢力
が次第に衰えて来て、太平洋方面の気圧が高
くなるので、中間の地帯に在る日本列島に沿
って気圧の谷が出来る。
太平洋からは暖かい湿った空気が流れ、一方
大陸からは冷たい空気が流れ来て、この二つ
の異質の空気が触れあい、梅雨前線が東西に
長く伸びる。
太平洋と大陸の気圧の均衡が破れない限り、
前線が停滞し雨は降り続く。
梅雨の時期の降水量は、名古屋以西の地方で
は台風の頃を除いて、普段の倍以上の降雨量
となる。
近年、地球温暖化の影響か? 毎年日本列島
の至る所で集中豪雨(ゲリラ豪雨)が発生す
る様になった。
今年も、昨夜からの大雨で九州の熊本、鹿児
島地方で豪雨被害が発生した。 気象庁は、
「数十年に一度の、過去に例を見ない記録的
な大雨が、、、、河川の氾濫、土砂崩れ等に
充分注意が必要です。早めの避難を、、、」
と繰り返し、「大雨特別警報」を発令した。
熊本県を流れる、球磨川が多くの場所で氾濫
し、山間部の集落では一階の屋根迄泥水が、
八代等では車の上部まで浸水している、、
また、土砂災害も各地で発生している。
毎度繰り返される豪雨災害、事前の整備は
中々進まない様だ。国交省、環境省等当該
官庁に期待したい、、、、、?
今日の1句
荒梅雨や民家忽ち濁り川 ヤギ爺
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