遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

おでん

2020-12-19 16:25:57 | 日記

令和2年12月19日(土)

おでん : 関東煮

おでんは豆腐料理「田楽」の異称で、古くは14世紀

に既に存在したと記述される。

江戸時代、1782年「豆腐百珍」が発行された頃、

豆腐田楽が世に伝わる。豆腐を串に刺し、味噌をつけ

て炙ったもので、それが後に煮込みとなり「おでん」

という様になる。この「おでん」は田楽の「田」に

おをつけておでんと呼ぶ。

関西では蒟蒻の田楽をおでんと呼び、味噌田楽である。

この頃に「菜飯田楽」流行ったといわれる。

江戸では、芋(さといも)の田楽も売られる様になる。

関西から薄味の醤油が江戸に渡り、江戸の初期に醤油

を関東(野田醤油)が濃いめの味にし、これから醤油

文化が発達し、香り高い醤油に削り節やみりん等を

加えて煮込んだ「おでん」を作るようになった。

後にはんぺん等の練り物が加わり現在のおでんの形

ができていく。

関西では、具を昆布だしで温めて味噌を付けて食べる

煮込み田楽が流行り、江戸のものは「関東炊き」と

区別した。今ではあまり区別がつかなくなったが、

赤味噌文化が発展した名古屋圏では独特の味噌煮込み

おでんが主流である。勿論本場のおでんは「関東煮」

として存在する。

今では具材も豊富で、蒟蒻、」大根、芋の他に豆腐、

大根

ごぼてん

練り物(ちくわ、かまぼこ、はんぺん、ごぼてん、

さつま揚げ、火薬もの等)卵、タコ、イカ、牛筋、

ジャガイモ、ぎんなん等はありとあらゆる食材が、、

最近では、おでんの全国チェーン店、コンビニ等で

調理したものが販売されている。

コンビニ等は、「冬季限定商品」となっていたが、

今では一年中、どこでも食べられるものとなった。

冬本番となった、、今晩あたり早速「おでん」を

所望しよう、、、、

 

(私の愛読するブログ「お家居酒屋さん」を参考に)

 

今日の1句

おでん酒多弁のなりて妻そっぽ   ヤギ爺



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