令和4年7月11日(月)
蓮の花 : 蓮池、君子花

スイレン科ハス属の多年草、インド原産といわれる。
沼や池に栽培されて夏、淡紅色または白色の大ぶりな十六
弁の花を開く。
その清らかな花の姿は「濁りにしまぬ花はちす」といわれ
「君子花」の呼び名もある。

夜明けとともに開花し、その時に「ポン」と音を発すると
いう。それを確かめようと、蓮見には早朝の時間選ばれる
ことが多いという。

葉は柄を長く伸ばし、水上に抽んでて盾形で大きなものは
直径60cm以上にもなる。
仏教では極楽浄土に咲く花として描かれ蓮華と言われる。
仏像の台座には蓮が使用され、蓮台と呼ばれている。

花が終わると漏斗形の花托に種が育つ。多くの穴が開いて
その形状が蜂の巣に似ている事から「はちす」と呼ばれる。

蓮の根の部分は「レンコン」として食用にされている。

暑い盛りがやって来た。
名古屋の鶴舞公園、徳川園、白鳥庭園等では夏の花は少
なり、何処も「蓮池」だけが大きな葉の上にとりどりの花を
咲かせている。


鶴舞公園、


白鳥庭園、
名古屋の西北に在る「庄内緑地公園」でも暑さに人は疎ら、
蓮池だけがとりどりの花を咲かせている、、、、。

庄内緑地公園、
今日の1句(俳人の名句)

あの世にて逢ふ人あまた蓮ひらく 林 翔
※あまた : 数多、たくさん、