goo blog サービス終了のお知らせ 

遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

虫の声

2021-10-04 16:41:38 | 日記

令和3年10月4日(月)

虫の声 : 虫時雨

虫は秋に鳴く虫の総称であるが、秋の草叢にすだく虫

のみをいう。 但し、鳴くのはいずれも雄のみである。

虫の音色にはそれぞれに風情があり、鳴いている場所、

時、数等により趣が違う。

その声を聞くと、秋の淋しさが身に迫って感じられる。

「虫時雨」は虫の鳴き競う音を、時雨に例えた語。

「残る虫」は「すかれ虫」ともいい、盛りの時期の過ぎ

て衰えた声で鳴く虫のことをいう。

鳴く虫は大別すると、

コオロギ科 : 蟋蟀、鈴虫、松虫、邯鄲、鉦叩きなど

閻魔コオロギ、リーリーリーと鳴く

鈴虫、リーンリーン

松虫、チンチロリン

邯鄲(かんたん)、ルールールー

鉦叩き、チ、チ、チ、

 

キリギリス科 : きりぎりす、馬追い、轡(くつわ)虫

きりぎりす、スイッチョン、ギー

馬追虫、ギュルルル、、

くつわ虫、ガチャガチャ

 

秋の夜長、寝床に入りつい本を読み耽ってしまう、、、

気が付くと、深夜(午前1じ、2時)、トイレに起き、

ドアの外から虫の声、、、ドアを開けると、、、、、

一斉に、虫時雨、、、虫の大合唱だ、、、、、、、

 

最近は「時代小説」が多くなった。

勧善懲悪で、ヒーローが現れ、必ず最後には悪事を懲らし

めてくれ、安心できるのが良い、、、。

肩も凝らないで後がスッキリし眠られ、(それは無いか)

今の時代、日本も世界も世の中全て自分勝手な方が多く、

悪を懲らしめるより、悪がノサバル事ばかり、、、、

他人を助けるより他人を蹴落とし、先ずは自分ファースト、

結局、弱者はどう足掻いても、黙って泣くばかりである。

せめて映画、TV,本の世界で悪を懲らしめ、溜飲を下げる。

今の世の中ヒーローは居ない様だ、、、、、、

 

今日の1句

虫の声向田読みて朝ぼらけ   ヤギ爺