遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

春愁う

2017-03-30 16:01:03 | 日記
平成29年3月30日(木)

忖度(そんたく)って


春愁 : 竹下夢二画(新日本大歳時記より)

大阪市の学校法人「森友学園」への国有地払下げ
の問題で、理事長を退任された籠池泰典氏が
国会の証人喚問の中で、安倍総理夫人がこの問題に
関与の如何について答弁され「、、、、、に忖度が
在ったのかどうか」 様々な方々が、色々な角度で
見解を「忖度」を使い述べられて居ました。


「忖度」の記事(中日新聞より)

そもそも、「忖度」と言う言葉、私にはさっぱり
判りません。
辞書(広辞苑)を引くと、
忖度(そんたく): 他人の気持ちをおしはかる事、
 例、「彼の真意を忖度しかねる」。心中。気持ち。

似た様な言葉に「斟酌」があり、
斟酌(しんしゃく): 相手の心情(事情)を汲取り
  手加減すること。言動を控えめにする。遠慮を
  する事と在る。

むしろ、今回の問題を理解するにはこちら(斟酌)の
方が合って居る様な気がします。
どちらにしても私(ヤギ爺)の様な凡人には言葉の
使い方が意味不明で判りつらいです。
どうも言葉のアヤ(巧みな言い回し)により我々を
上手く誤魔化し(騙し)ている様に思われます。




皆さんはこの問題を本当にご理解されていますか?

今日の1句

忖度てふ言の葉知らず春愁ふ      ヤギ爺