遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

内裏雛

2017-03-04 15:34:20 | 日記
平成29年3月4日(土)

内裏雛飾りて従者蔵の中



昨日(3月3日)は、桃の節句(上巳:じょうし)
娘が小学生の頃迄は、毎年和室(6畳間)の大半を
占領して7段飾りを出して居りました。
ご近所の女の子達が寄せて、賑やかな雛祭をし、
夜には大人達が集まり酒盛りをしたものでした。
それまで長男、長女(年子)は洋間の2段ベット、
5年生になると別の部屋が欲しい、、となり、

和室に娘が移り、、以来内裏雛だけを、、
高校生になる頃には、飾りを止め、、
娘が嫁ぐ頃、雛飾りは知人の許へ、、、

やがて娘の家で雛飾りが、、、 然し娘夫婦は
飾りつけが大変、仕舞う場所にも、、と
〇〇作の内裏雛だけの物を調達します、、。

※内裏雛(だいりびな)
 天皇、皇后の姿を象って作った男女1対の雛

今の世の中、やはり内裏雛(対の雛)だけを飾る
家が多い様です。
考えてみれば、場所も取らず、手間もかからず、
合理にかなっていますね。

昨年、飛騨旅行の際、古民家で多くの7段飾りを
目にしましたが、今では旧家や古民家でしか、
お目に掛る事は出来なくなった様です。


ばあば工房の雛祭

屏風の雛

瓢箪の雛

陶器の雛

吊るし雛

雛あられ

苺タルト

今年も「ばあば工房」「てとてとカフェ」等の
カミさん達の集まるサークルで、手作りの雛等
を飾り、媼達の集い楽しむ「雛祭」が在りました。
これはこれで、実に平和で良い物です、、ネ。

今日の1句

工房に媼集まる雛祭       ヤギ爺


散らし寿司

雛饅頭

雛祭妻と二人の散らし寿司    ヤギ爺