遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

紫陽花、トリドリ

2016-06-07 10:05:02 | 日記
平成28年6月7日(火)

紫陽花で鬱をフッ飛ばそう

母の日に届いたダンスパーテイ

6月4日(土)、この名古屋地方にも梅雨入りの発表
がありました。
昨年より1日、例年より4日早いとの事です。
日曜日は午前中迄雨が残り、午後には晴間も見え、、
今日は朝から曇り空、午後から再び雨の予報です。

来月(7月)17、18日(海の日)に港まつりが
開催されますが、毎年この頃に梅雨明けとなります。

これから暫くは、鬱陶しい日々となりますが、、、
そんな時、雨に濡れ一層鮮やかさを増し、トリドリの
白、緑、青、紫、桃等と微妙に色を変え「七変化」の
異名通りに私達の眼を楽しませてくれる「紫陽花」が
日本列島のあらゆる場所で、、今まさに咲き誇って
います。


他に花の少ないこの季節、梅雨空は憂鬱一色の中、
この季節のなくてはならない、貴重な彩りですネ。

紫陽花(アジサイ)
四葩(よひら)、七変化ともいう
ユキユキノシタ科の落葉低木、花期:5~7月頃。
丈は1~2m、葉は卵形で周囲はギザギザがある。
命名の由来は、「あぢ」は集まるの意味、「さい」
は藍色の事で、藍色が集まるという意味から。
亦、花の色がよく変わる事から七変化とも、、。
四葩(よひら)の葩は、はなびらの事、花の周り
の修飾花の四枚の花びらが発達しこう呼ばれる。

花びらと思える部分は咢(がく)で、中心部にある
蕊(しべ)の部分が花。

花色は酸性土壌だと青色となり、中世アルカリ性
だと赤色になる。
青色にしたい時は、酸性肥料やミョウバンを加える。
青色の花でも日が経つと赤っぽくなるのは、有機酸
が蓄積されて赤味を帯びてくる(老化現象)

ほんアジサイ(ヤマアジサイ)
花序は装飾花のみからなり小花がまとまり半球形
に丸く毬の様に花が集まる。




ガクアジサイ
咢(がく)は額縁になぞらえ、周りを装飾花が
飾り中の両性花(蕊の部分)は濃い紫色が多い。
品種改良がなされ今では、多くの種類がある。





ダンスパーテイ(ガクアジサイ)
日本に分布するアジサイとアメリカの園芸種を
掛け合わせて作られた園芸品種。
1994年、静岡県の加茂花菖蒲園で発表され、
近年ギフトで流通する様になり大ブレークした。
はなの周りの装飾花の数が多く、大きくなり、
より豪華となり、花びらが揺れる姿がダンスを
踊って要る様に見える事で命名されたとの由。

母の日に息子のお嫁さんから、、1ヵ月未だに綺麗

この地方の紫陽花の名所 ( )は祭期間
形原温泉アジサイの里(6月1日~30日)


三重県いなべ万葉の里公園(~6月19日)
いなべ市北勢町大字阿下喜、市民会館駐車場周辺



東山植物園、徳川園、鶴舞公園、白鳥庭園等、、




俳人の名句

紫陽花やけふはをかしな色に咲く    正岡子規

ヤギ爺の拙句

あじさゐの色を集めて鬱晴るる   ヤギ爺