特に出かける用事の無い日曜日の朝は立ち上がりが遅く、時間の流れがゆっくりである。そんな時、何を思ったのか?は分からないが、突然思い出してしまった出来事を紹介させていただく。
もう15年以上経っていると思うが、1度だけモービルのアンテナを盗まれたことがある。そのアンテナは第一電波の“CR1027”という型番で、全長が約1600、バンドは29/144/430の3バンドだ。当時の車載リグはTM-742S+29MHzFMだったので、仕様がドンピシャのアンテナである。
当時はセダン(N社のS)で、アンテナはトランクに設置していた。いつものようにモービル通勤していたのだが、何となく静かである。同級生のハム仲間をコールしても応答が無く、そうこうしている内に職場に着き、アンテナが付いていないことに気付いた。その場ではどうしようもないので、とりあえずマイクキャップを締めて防水だけは確保した。当時、「遅刻ギリギリの通勤でなくてよかった…。」と感じたことを覚えてる。
仕事を終えて帰宅し、明るいうちに周囲を歩いてみた。「もしかしたら単に子供のいたずらで、アンテナが近くに放り投げてあるかもしれない。」と思ったのだが、見つからなかった。次に横を流れている用水も同じ理由でのぞいて見たが、やはり見つからなかった。とりあえずモノはこれであきらめた。
今朝は何故かこんなことを突然思い出し、併せて当時の未解決の疑問も思い出していた。それは、「盗んだ人は、このアンテナを上手く使いこなすことができたのだろうか?」である。つまり、“CR1027を”どのバンドで使用するつもりなのか?という観点でみると疑問の意味が分かってくる。
(1)29MHzで使用する場合、技術的には調整とボディーアースが必要となる。
(2)144MHzで使用する場合、調整は無理だがボディーアースが必要となる。
(3)430MHzで使用する場合は、そのまま使用できるので問題は無いが、当時のニーズを踏まえると、「144MHzが不要で430MHzだけを運用するスタイルは、少数だったのでは?」と思う。
(4)他の周波数(例えば900MHz帯など)で使用することは、まず不可能だと思う。
上記に加えて、当時この出来事は29MHzや144MHz、430MHzなどで話をしている。特に運用者が比較的少ない29MHzでは堂々と使用することができる環境ではない。さらにはアースの知識がないと、144MHzでさえままならないアンテナだ。 叶うなら後日談を聞きたいと思っているが、今更それはないだろうな…。
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