リグ用のバッテリープランを決め、モノを仕入れた。次はこれの実力を確かめるため、使える状態にすることだ。と言うことで、仮配線してみた。これが使えそうであれば、長さや引き回しルートをきちんと決めた本配線にしたいと思う。
コードは基本的に、手持ち品を再利用していった。素性で言えば、かつて所有していた100WのHF機(たぶんFT-850、FT-900、FT-100D、FT-897Dあたりかな?)に付属していたもので、手放す際に紛失していたり用途に合わせてカットしたり等で手元に残ったものだ。なので太さは問題ないと思う。
1つ目は、24Vを得るための直列化コードを製作。UP写真で言えば、隣り合うバッテリーの内側ターミナルから。左半分が黒色(マイナス)で、右半分が赤色(プラス)の弧を描いているコードだ。このコードは双方のバッテリーを直結しないでセパレートできるように、2極カプラで接続とした。
2つ目は、24V出力端となるコードを製作。UP写真で言えば、隣り合うバッテリーの外側ターミナルから。左側の赤色(プラス)コードには4極カプラ(ただし1極のみ使用)のメス側を取り付け、右側の黒色(マイナス)コードには3極カプラ(これも1極のみ使用)のメス側を取り付けた。
3つ目は、2つ目のコードをダブルコード化するものを製作。UP写真で言えば、2つ目のコードと接続されている赤黒のコードだ。赤色(プラス)コードには4極カプラ(ただし1極のみ使用)のオス側を取り付け、赤色(プラス)コードには3極カプラ(ただし1極のみ使用)のオス側を取り付け、反対側には3極カプラ(2つ目のコードで使用しなかった2極のみ使用)のメス側を取り付けた。ちなみにこのコードは短いので、本配線時は同じ仕様の長いVer.に交換するか、単に延長コードを追加挿入するか、いずれかになる予定だ。
そして便宜上4つ目としてカウントするが、DC-DCコンバーターに直付けされている入力側コードを短くカットして、3つ目のコードに対応するように3極カプラ(ただし2極のみ使用)のオス側を取り付けた。
最後にバッテリーを含めた一式をクルマに搬入する。バッテリーの設置場所は、助手席側後部座席の足元とした。よほどの問題が発生しない限り、ここが定位置になる予定だ。それと車内で電極が剥き出しというのも面白くないと思うので、最終的にはコンテナ等に入れるつもりでいるが、今回は仮なので元々のダンボール箱のみで設置した。
文章メインの説明では複雑に感じるかもしれないが、これによって電気的には12V(バッテリー)および13.8V(安定化電源)では、特に何らかの加工を施さなくても従来どおりに使用でき、24V(2個直列バッテリー、DC-DCコンバーター入力側)に対しては接続ミスを防ぐポカヨケを叶えた。また取扱環境的には、充電などで運搬する時や使わない時などは、工具を使わずに素手で各々バラバラにできるようにした。
という感じで、思いつく限り融通が利く&ミスを防ぐようにしてみた。あとはリグとアンテナを準備(これも仮設営にて)すれば、運用が出来る。まぁ実際にやってみたのだが、それは次記事とさせていただく。
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