ここ数か月の間に何度か触れている、シエンタ2列目助手席側に設置するラックだが、本記事投稿(11/6)現在は組立図がほぼ完成している状況だ。今後は組立図の詰め、部品図と材料取り図などを進めていき、購入する木材などを明確にしていくプランでいる。
それとは別に、我が家でちょっとした棚が余ってきたので「これを使ってFTDX10Mの仮ラックにしてみるか~。」と思いつき、UP写真のようにやってみた。
そもそもラックの目的は、モービルシャックを整えることとリグと他の荷物との衝突を回避することだ。私のFTDX10Mは、FT-991A用のエスコートフレームを装着しているとは言え、機能を満たす(保護できる)寸法ではないので、実質丸腰同然だと思っている。なので今まで、モービルでの使用に待ったをかけて来た。(まぁ、前のめり気味に「買ったんなら、さっさと使え!」って感じのが約1名いたけど、万が一壊したら終わっちゃうじゃん!ね?)
それでこの棚は“オープンラックシステム”という商品名らしく、大きさは外寸で幅600mm×高さ200mm×奥行300mm、完成品で店頭に並んでいたものを買ったものだ。ちなみに設計中のラックは3段仕様だけど、とりあえず1段あればFTDX10Mだけは収納できる。なので“つなぎ”ということだ。
で、ズバリUP写真のように収納&上積みし、滑り止めのゴム?スチロール?のシートで走行時でも動きにくいようにした。ちなみに時計は運用時だけ立てて、そうでないときは滑り止めシートの上に倒している。
このつなぎシャックでJA9コンテストHF電話をFTDX10M、QRPコンテストをFT-818で参加してみた。その結果、使い勝手や周囲との位置関係など幾つか感じたので、それをまとめてみた。
■設計中のプランでOKだったこと
・ラックの奥行は400mmが妥当。
→300mm@今回の寸法だとバッテリー取扱い時にFTDX10Mの後ろ側にぶつけてしまうことがある。
→FTDX10M以外に奥行350mm超の収納アイテムもあるし…。
・FTDX10Mの設置は最下段を避ける。
→ラック内から飛び出ないようにFTDX10Mを収めた場合、棚板で周波数表示が隠れて見えない。
■少し悩み中だったけど、これではNGだと分かったこと
・幅600mmは長過ぎる
→1段ラックでも助手席の背もたれと干渉する時があった。
→FTDX10Mより大きなリグにも対応できるようにとも思ったけど、これは諦めるしかなさそう。
■分かっていたけど改めて必要だと感じたこと(2次的なネタだけど…。)
・同軸切替器
→この日は、リグのチェンジが2回(昼と撤収時)のみだったけど、いずれ絶対面倒になると思った。
・もう少し長いパドル接続ケーブル
→ラック2段目&奥行400mmにセッティングしたリグだと、現ケーブルは2台ともアウト。
→予備のコードが使えそうなので、近々交換すればOKと見た。
とりあえず6~7時間使ってみた結果、これだけ出てきた。急遽、オープンラックシステムなるものを使ってみる展開になったけど、せっかくと言うか時間稼ぎにつながる環境を得たと考えることにして、もうしばらくこの環境で運用してみようと思う。それで新たな問題点が出て来たら、早めに対応を模索する感じにしていきたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます