これまでのモービルに搭載したHF機は、YAESUの歴代セパレート対応機4モデル(FT-900、FT-100D、FT-857D、FT-891)全てだが、いずれも純正&付属品のハンドマイクを使用してきた。その理由は、「これだ!」と思えるフレキシブルマイク等のハンズフリーに対応可能なマイクに巡り合わなかったからだ。
そんな中、2021年の今頃にYAESUからマイクアーム等に取り付けて使用可能な“M-90MSkit”が発売され、その約1年後となる2022年6月にFTDX10Mと本マイクがセット販売されていたため購入。しかしこのマイクは、パーツの設計製作が不要だった駐車モービルシャック用ラック&マイクアームの方に充て、走行モービルハンズフリーは後回しにした。
更に約1年後となる2023年6月、今度はFTDX10Sと本マイクとのセット販売で2つ目を購入。時季的に暑かったことと設計案がイマイチまとまりきらなかったのとで、約1年ズルズル。そして今回、ようやく具体的なプランが浮かび、紙に書き出した。
当初は、「セオリーどおりに市販品の組み合わせを優先すれば、製作パーツを必要最小限&簡単なレベルに落とし込め、作業ボリュームを減らせる。」と見込んでいたけど、結果的にそのスタンスがプランをまとめる障壁になっていたことに気付く。
そして辿り着いたプランは、アシストグリップ間を橋渡しした角棒状の木材にマイクを取り付け、必要に応じてねじ類と滑り止めなどを加えていくというもので、紙に書いて読み返し、「何とかなりそうだ。」と納得することが出来た。
これが叶えば、FT-891MでHF帯SSBのハンズフリー走行モービル運用が可能になる。プランをまとめた今は、既に昨年同様に暑い季節になっているが、CONDXやWXの隙をねらって、この環境の立ち上がりを楽しみ&目標に少しずつ進めていければと思う。
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