国民同士の争いは、政府、安倍総理や財務省が喜ぶ状態になります。
本来の敵は、この武漢ウィルスの感染拡大に対しての政府の政策の誤りが大きく響いています。
敵は政府安倍の政策と、財務省の金を出さないという姿勢です。
109兆円と言っていますが、実際は、16兆円の真水です。世界が、感染拡大で規制をしています。
しかし、そこには、財源を使い、補償を約束して、しかも支出している国もあります。
自粛要請を無視して感染拡大した、とゴウゴウの非難を浴びせるエネルギーを政府安倍政権へ、財務省へ向けましょう。
財務省は、この後に及んでも、プライマリーバランスの黒字化を維持してその政策をガンとして曲げず、財政出動を拒む姿勢です。何なのでしょうね、経済理論は、人間が幸福に暮らすために、天才学者が理論化したものです。主義や主張ではなく、事実を遂行すべきです。いかに便利に経済を運営するかが本来の事実の道です。
それが、いつのまにか、人間を苦しめること用いられている。ここで、この理論を実行してきた国(ドイツ、アメリカなど)や団体(日本の財務省)などが、柔軟な思考で対処して、国家や、国民のために変化させても良いわけです。
しかし、一般大衆が豊かになることは、社会主義であり、資本主義は、奴隷も復活してもよいのではないか、貴族的な裕福な社会と、怠け者の愚民共との違いは当然だ!
こんな情念や、過去の身分制度の確りしていた時代への、郷愁などへの思いも存在しているのかもしれません。
その典型が新自由主義を本格的に取り入れたイギリスのサッチャー政権です。富める者と愚民との格差をつけて、大英帝国の王侯貴族の優雅な暮らしぶりへの回帰を夢みたようです。
イギリスには、遊んで暮らす貴族のゲームが多く存在しています。ゴルフ、競馬、テニス、ポロ、まだまだたくさんあります。これらのゲームがアメリカに渡り、商業化してスポーツとなり、プロの世界での利益の追求として繁栄を遂げます。
しかし、アメリカのフリードマンの自由主義は、少々異なるようです。政府の関与で、既得権益と権力との結びつきなどで、大きな政府のやることは、詐欺であり、インチキである。とのある種の正義感が感じられる。
しかし、人間はどうあがいても、多くの利益を得ようと、政治権力と結びついて、利益の独占を得ようとする。
フリードマンの理想論どうりにはゆかない。クリントン大統領の時代に、少し大きめの雑貨屋であった『ウォルマート』がクリントンの後押しで、巨大化した。一般庶民の格安スパーとして、アメリカ中を席捲した。政治力である。
アメリカは独占禁止法もあるのだが、政治世界のロビー活動で、ウォルマートに有利な法改正をしてゆくような政治献金を重ねて、独占を勝ちとってゆく。アマゾンなどのその典型であり、この硬直して経済環境の柔軟性を欠いて、消費者のニーズに多様性を提供できていない。ウォルマートの安売り商品は殆どが中国製品である。
人間の集団生活を観察して構築された経済理論です。その観察の過程や、理論化するときに、間違った情念や感情論で(神の手、などとの比喩を使う経済論)、構築した理論は、万人にも、社会にも害になります。
メンツの問題ではありません。変化は常に起こります。その変化を受け入れる勇気のある人が立派な人です。財務省も知性豊な人たちの集まりです。何がそんなに均衡財政論に執着させているのでしょうか。
強引にやり過ぎたことで、負けると敵討ちをされる、と思い込んでいるのですかね。
緊縮財政で、会社が潰れて、自殺した経営者もいるでしょう。権力を持っていた人が、この経済政策で、追い落とされた人もいるでしょう。
しかし、意外に忘れるのは早いものです。早く修正して、正しい貨幣論へ進んでください。
東大の法学部を卒業した人が、財務省の幹部になっています。どうしてしまったのでしょう。勇気をもって、変化を受け入れることです。
この財務省に相当な弱みを握られている、安倍総理、麻生財務大臣、などの幹部が、緊縮財政を余儀なくさせられています。
敵は国民同士ではありません。
現在の政府であり、任期切れ近い、都知事の小池百合子氏です。財務省です。
弱い国民をい虐めるのではなく、権力者を攻め続けましょう。
他の、ブログにも書きましたが、こうした世界恐慌などの場合は、
『今だけ(目の前のことだけ)』 『自分だけ』、『お金だけ』、
のようになっている現在、このように生きている人になってしまっていますが、そうならないように願うばかりです。日本人は心が豊かであったはずです。