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ES幹細胞から 膵臓β細胞作製 iPS細胞でも可能 特に1型糖尿病に朗報 2型の場合はより使いやすいβ細胞

2014年10月26日 | 日記

Karen Weintraub
for National Geographic News

October 10, 2014

インスリンの分泌に関わるベータ細胞を、幹細胞から人工的に作製する方法が確立された。これを移植すれば1型糖尿病を根治できる可能性がある。研究を率いたのは、1型糖尿病の子を持つ父親である。

20年前に幼い息子が1型糖尿病と診断されたとき、ダグ・メルトン(Doug Melton)氏は自分で治そうと決意した。後に娘も同じ診断を受け、メルトン氏は思いをさらに強くした。

 その努力のゴールがいよいよ見えてきた。1型糖尿病の患者の体内ではベータ細胞が不足するが、メルトン氏はこの細胞をおそらく生涯にわたって補充できる供給源の作成に成功したとして、「Cell」誌の10月9日号に論文を発表した。

 現在はハーバード大学の教授となった幹細胞研究者のメルトン氏は、これらの細胞を置き換えて、かつ体内の免疫系による攻撃を回避できれば、将来的には1型糖尿病の克服が可能になると述べている。

 1型糖尿病は子どものうちに発症することが多く、膵臓にあるベータ細胞が、体内の免疫系によって攻撃され破壊される疾患である。メルトン氏は幹細胞を用いて、ベータ細胞の新たな供給源を作成した。

 ベータ細胞は血糖値の変動にきわめて正確に反応する。食事をとると、ベータ細胞はインスリンの分泌量を増やして、余剰の糖分を処理できるようにする。一方で血糖値が低下したときは、インスリン濃度も低下させる。

 1920年代以降は、インスリン注射の登場によって、1型糖尿病の患者も生命を維持できるようになった。とはいえ、多くの患者は神経の損傷や、傷の治りが遅いといった問題を抱えており、中には失明する者もいる。すぐれた注射も経過観察も、体内のベータ細胞のはたらきには及ばないのだ。

 1型糖尿病を克服する方法として、これまでに確認されている唯一のものは、心停止して間もないドナーから摘出したベータ細胞を移植することだが、その方法は複雑である。しかも免疫系による細胞の破壊を防ぐために、患者は生涯にわたって投薬を受け続けなくてはならない。

 ベータ細胞の移植手術はこれまで1000件も行われていないと、糖尿病研究団体であるJDRFのアルバート・ホワ(Albert Hwa)氏は言う。JDRFは過去10年以上にわたってメルトン氏の研究に資金援助を行ってきた。

◆幹細胞が希望をもたらした

 メルトン氏は過去15年にわたって、50名以上の大学院生の協力を得ながら研究を続けてきて、このほどようやく実験用マウスにおいて、実際のベータ細胞とほぼ同等の機能を持つ代替細胞の作成に成功した。ヒトに対する試験も2~3年以内に開始できるだろうとメルトン氏は言う。

 この人工ベータ細胞を1億5000万個ほど1度に投与すれば生涯にわたって有効なのか、将来的に追加が必要になるのかは、ヒトでの臨床試験を行うまでは分からない。

 研究チームは当初、発生から数日程度のヒトの胚から取り出した細胞を使って研究を開始した。この段階の細胞は、事実上あらゆる組織に分化可能なのだ。これらのES細胞(胚性幹細胞)を用いてベータ細胞の作成に取り組んだ研究チームはほかにもあったが、完全な成功例はなかった。メルトン氏のチームでは10年にわたって、何百種類もの組み合わせを実験し、ようやく幹細胞をベータ細胞に分化させるのに成功した。

 しかもこの方法は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を用いた場合にも有効であった。iPS細胞は成体から採取した細胞を幹細胞に戻したもので、作製に胚の破壊を伴うES細胞と異なり、倫理的問題を回避できる。

 さらに、どちらの幹細胞から作製した人工ベータ細胞も、2型糖尿病患者のうちおよそ10~15%の治療に利用できる可能性があるとメルトン氏は言う。2型糖尿病は自己免疫疾患ではなく肥満に伴うものなので、代替細胞が免疫系によって破壊されるおそれがない。

 世界保健機関(WHO)の統計によると、全世界の糖尿病患者は、1型、2型を合わせると3億人を超す。

◆障壁の克服へ

「すばらしい成果だ。(現在の)医療ではニーズが満たされていない患者にとって、細胞治療は非常に大きな可能性をもたらしている」とカリフォルニア再生医療機構のパトリシア・オルソン(Patricia Olson)氏は言う。

 また今回の成果は、幹細胞研究の将来性をアピールする上でも有効であった。幹細胞研究は当初は糖尿病や麻痺、心疾患、アルツハイマー病を根治できる可能性があるとして期待されていた。ところがブッシュ政権下の2001年、研究は大きな障壁に阻まれる。当時はES細胞しか選択肢がなく、政府予算から助成を受けている研究プロジェクトに対して、幹細胞の利用に制限が設けられたのだ。

 ところでメルトン氏は、人工ベータ細胞を作っただけでは、1型糖尿病の問題の半分を解決したにすぎないと言う。残る半分は、免疫系による拒絶反応から、移植した細胞を守ることである。メルトン氏はマサチューセッツ工科大学(MIT)の応用生物学の教授であるダニエル・アンダーソン(Daniel Anderson)氏と協力して、移植用装置の設計を行っている。インクジェット・プリンターのようなはたらきで、人工ベータ細胞の表面をコーティングし、免疫細胞が近づけないようにするものだ。

 このほか、少なくとも2社の企業が、別の方式でこの問題に取り組んでいる。茶葉をおおうティーバッグのような形で、細胞を包み込むという方式だ。

 ヒトに対する臨床試験の承認が政府から下りるまでには、まだ少なくとも1年ほどは研究が必要だろうとメルトン氏は言う。メルトン氏の見込みでは、この方法が実際に多くの患者の役に立つまでには、さらに2年ほどの試験が必要だろうとのことだ。

 ただし2型糖尿病の患者に向けては、もう少し早くから実用化できる可能性があるとメルトン氏は言う。患者としては明日にも治療を受けられることを望むだろうが、JDRFのリチャード・インゼル(Richard Insel)氏はなお、メルトン氏の今回の研究を、目覚ましい成果として評価する。

「一歩下がって、どれほどの進歩があったかを理解すべきだ」とインゼル氏は言う。

 ※私見ですが・・・ iPSが出現する前には ES細胞が研究対象であったが ご承知のように ES細胞は受精した卵子から作る幹細胞なので マウスの実験段階では良いとしても いざ 人間に使うとなると 一人の赤子が生まれる受精卵細胞を破壊して作る研究・医療行為のために 倫理的に問題点があった 
 
 アメリカのブッシュ大統領が禁止したのも 共和党の妊娠中絶反対意識からすると あってはならない行為とされたのではないか と想像する 従ってこの膵臓のβ細胞の幹細胞も iPS細胞でも可能と研究結果をその論文に記載したと思われる 
 
 この1型糖尿病患者に患者自身のiPS細胞から 作ったβ細胞が 免疫システムからの防御をする必要があるのは 他の難病と同じように 自己免疫疾患がβ細胞を破壊してしまう難病であるからだろう この自己免疫疾患は人体の複雑で巧妙な生きるシステムの内の 細菌・ウィルスなどの外敵からの防御機能の『エラー』が引き起こすこととされている(参照 ALS→筋萎縮性側索硬化症 膠原病 リュウマチなど 多くの種類の患者がいる 「自己免疫疾患」で検索) 
 
 今 激しい研究競争が行われているので 諸々の病気の原因が 180度変わって認識される場合もありうることで 即断できない現状である こうした中で 2型糖尿病患者を 肥満を原因と決めつけた記述があるが 痩せていても2型の患者がいるし 老化による2型の患者もいる 2型の患者の研究が盛んで 原因がいろいろ発見されている
 
 1型の患者も全てが免疫疾患かどうかは 決めつけはいけないのでは? しかし1型の患者さんへの難病指定は早期になされるべきだ 

やはり 私の場合は 2型糖尿病が 全ての病気の原因かも あとは老化現象

2014年10月20日 | 日記
  2013年5月より インスリン注射を辞めました 肝膿瘍で入院中に 医師の指導で ジャヌピア錠 とメトグルコ錠での治療に変わりました 患者の負担を無くす意味からしたことと思います 

2014年8月20日より(HbA1c 6.8) またインスリン メトグルコ錠の治療に変更 
 ジャヌピア錠の副作用であろうと思っている 頑固な便秘で苦しいこと また排便時 硬くなった便を排便するときに かなりな苦痛が伴い 血圧上昇を心配した 一部予想が当たり 高血圧網膜症が発見された ジャヌピア錠を辞めた2週間後 この症状は改善した 今掛かっている医療機関では fMRIがないので 脳の血管の状態は診ることはできない 脳外科の外来で 他の病院から来ている医師の病院には fMRIがあるので そちらで一度検査を試みようと思っている 今の病院には リハビリ専門病院があり 脳血管障害の患者のリハビリをする意味で その医師の外来があるのだろうと思っている リハビリ病院の存在が少ない現状で 脳血管障害の患者のリハビリが大変なようだ


肝膿瘍を患い 心不全による冠動脈ステント留置などで あまりにも沢山の医薬品の服用状態からの 離脱を考えて 身体の症状を診て 医師との相談をしながら 薬の服用数を減らす意味で いろいろ思考錯誤して その結果 最善の治療方法を選択している 
 
 今年で70歳 しかしまだ生きてゆきたい感情が自然に働き 生き延びる工夫をしてしまう 人間として自然なことだと思うが 意識がまだハッキリしているので 『死』は怖い 今 認知症の原因 アルツハイマーの原因特定に研究が進んでいるが 意識が薄くなることで 死への恐怖も少なくなる 70歳で死のうが 90歳で死のうが たいした差があるとは思えないのだが 少しでも生き延びようという本能のままにうごめいている この先は経済的要素が大きく作用して 何歳まで生き延びるのか・・・・ 理屈ではない 生き続けたいという欲望が支配している現状である この状態から抜け出すことは不可能だろう

 そもそも病気とは 或る意味で老化との闘いと言っても過言ではない 人類の進化の過程で 他の哺乳類と同じく子孫を残すことが第一義的に進化してきた 誕生 成長 子孫を残す そして『死』 この過程が続いてきたので 進化してきたし 遺伝子の突然変異も起きやすくなり 地球環境の恐るべき大変化に生き延びてきたのだろう 

 人はその歴史で 文字を創ったことで残っている資料などから かなり昔から『死』を恐れ 永遠の生命を求めてきたようだ この『死』を恐れるということは 生存本能の中に 危機意識 肉食動物からの忌避 天災からの忌避 『死』に対して恐れおののく この本能で生き続ける事ができるようにプロガラミングされている ホモサピエンスは この『死』に対して 呪術 太陽信仰 雨の降るような祈り 農耕の始まりによる 土地の奪い合いの戦争 『死』と繁栄 いろいろな要素から 宗教が生まれたと考えられる

 『死』の恐怖との葛藤が 脳の働きを良くしたホモサピエンスの永遠の課題になったのである しかし今日 我々は理解している 子孫を残して 多様な遺伝子の子孫を残すことが大事なことを 地球の46億年の歴史で 生物誕生は 40億年くらい前であろうと科学者は推定している その後の地球は 宇宙的な原因で 生物の絶滅寸前までゆく大きな環境変動に見舞われて続けてきたが 今のところ 生物は生存し続けている その大きな要因が 多様な遺伝子であること

ホモサピエンスの栄えた時期は この40億年の尺度からすると 瞬きをするぐらいな僅かな時間でしかない しかし現在は その生存本能と発達した脳との思考錯誤で 生命の神秘に挑み続けている しかし永遠の生命を手にた瞬間 人類は破滅への扉を開くことになる 人類はまだ この大自然の大きな摂理の中で生き続け 小さな存在の生物のこの生命現象を自由にコントロールできる知性と感情のコントロールができないからだ 永遠にできないだろう 悲観主義ではない このデカルト的発想 人類はこの自然科学を征服すべきで この世では 至上の存在であるという意識と感情は どこかで折り合わなければ破滅へのカウントダウンが続くだけであろう 上で述べているように 誕生という大きなストレス 成長というストレス 生き続けるというストレス 子孫を残すストレス これらのストレスとは ウィルスによる病気 細菌による病気 天候異変による食物が得られない飢餓 洪水 火山の噴火 大地震 隕石落下など 色々なことがあるだろう そうした状況を 一世代ごとに 『死』を迎えることで 進化 突然変異で世代をつないできた そして多種多様な人類が 今存在する 僅かな遺伝子の違いではあるが 地球規模の災害時に どの人種がどんなことで 生き残るかは判断できない

 視点を個人に置いてみれば 私自身『死』は怖い 永遠の生命が手に入れば 求めるだろう 今 医療にかかり 生き延びてゆこうとしていること自体 自然の摂理に反しているのだろう しかし 死にたくはない 



2014年8月20日より インスリン治療に再度変更 

 内服薬 ジャヌピア錠50mgは 副作用として便秘があります かなりきつい便秘で 排便時の力みで血圧があがり眼底検査の結果 糖尿病性網膜出血ではなく 高血圧による毛細血管の先に 小さな血の滲みが見つかり血圧の状態をきかれました 
心臓冠動脈にステントの留置をしたころは ニコラマート という冠動脈血管を開く薬を朝昼晩と服用してました ステント留置後1年経過後 心臓カテーテル検査の結果異常なし ということで ニコラマートの処方はやめになり ステント留置後の抗血小板薬 ブラビックスも辞めました バイアスピリンは続けています

6月末と7月初めに 以前から指摘されてる 白内障の手術をしました 術後のホローとして眼科外来で 眼底の検査を念のためしたら 上に記したとうり高血圧による眼底出血が現れていました ジャヌピアのための便秘での排便時の力みによる出血とおもわれます 以前からインスリンに変えたい志を伝えてました かなり苦しい便秘でした 

そこで 2014年8月20日より ジャヌピアを辞めて ”ノボラビット”30ミックス注 フレックスペン に変えました メトグルコは続けて服用してます インスリンは 毎食 4単位で試しています メトグルコのせいでしょうか ジャヌピアを辞めたら 2日後から 少々下痢状態での便通が始まりました 日に2度ほどの便通があります 下痢気味なので息張る必要はありません おなかの調子が整うのはいつかと期待しながらの日々です 


 

 2014年10月6日 このところインスリンを注射しなくても血糖値が下がるようになってきた メトグルコ250mgを毎食後2錠服用している 炭水化物を主食として食べている 人間の身体は炭水化物がエネルギー源になり活動するようになっている 従って タンパク質だけで炭水化物を摂取しないのは 体内バランスが崩れてくる 炭水化物を摂取しないと ケトン対が尿中に出てくる エネルギー源のブドウ糖である炭水化物が足りなくなると 身体の脂肪を燃やしてエネルギーとするので その燃えカスのケトン体が出てくることになる 
 
 この事は太っている人の減量効果はあるだろうが かなり無理な減量方法となる 炭水化物の摂取をしながら減量すべきだ そうではないと身体を壊す可能性がある 一時期言われていた カーボカウンティングというタンパク質だけの食事で血糖を上げない 2型糖尿病対策が流行ったが バランスの良い栄養素を摂取して 2型糖尿病と付き合うことで 改善がされる可能性があるし そうしないと何らかの病気が誘発されかねない

 2型糖尿病はメタボリックシンドロームだけが原因ではなさそうで 50歳以上であれば 加齢による諸々の細胞の老化 が大きく左右している可能性が指摘されている 直接に膵臓のβ細胞の劣化もあるだろうが 細胞同士の連絡機能の衰え 免疫細胞の衰えなどが血液中のブドウ糖を細胞に取り込むインスリンの効果を邪魔してる可能性がしてきされている 

 また メタボリックシンドロームが全て悪とは言い難い面も指摘されている 動脈硬化のLDLコレステロール 通称悪玉コレステロールと言われて 高脂血症との診断で スタチン類の薬を呑んでいるが 高コレステロールの方が長生きしてるという結果も報告されている
太り過ぎは良くないだろうし 痩せる方が身体の負担が少ないのは事実のようだが 無理をせずにバランス良く食べてゆっくりと体重を落として 血糖のコントロールをすべきだろう 

 身体に高濃度のインスリンが常にあることは 単に低血糖の心配でけではなく その副作用があるといわれている 高濃度のインスリンが血液中にあって 身体中を巡ると インスリンを除去使用とする作用が働くらしい なぜなら低血糖になるし 何よりも一定量のブドウ糖が血液中に存在している状況が何らかで必要なのであろう その必要なブドウ糖を守るために 他で作用していた酵素などが インスリン対策に負われて 本来の仕事を疎かにしてしまう場合が有るらしい 人類の歴史は飢えの歴史で進化してきた 身体のバランスから言うと 高濃度のインスリン下では経験のない過去の人類進化の過程 細胞が癌化する恐れがあるという指摘がある アルツハイマーの一因とも言われている 脳でのインスリン除去に アミロイドβを掃除していた酵素が働き アミロイドβが溜まりやすくなり 脳が縮んでゆくらしい

 消化力の衰え 尾籠な話ですが 大切な排泄の話です

2014年10月15日 | 日記
 大好きな 生の柿が食べられなくなりそうです 甘い柿でもその中には 渋みが含まれています タンニンだそうですが このタンニンは撥水効果があり 大腸の中で便が通常よりも撥水が激しくなり 鹿の糞のような小さなコロコロした状態になるらし
  そのコロコロした小さな糞が大腸の中で幾つも塊を作って しかも撥水されて乾燥してるので 大腸を通過して直腸まで来るのに時間が掛かり その間に余計に大腸の水分吸収システムで乾燥して 直腸から肛門への通過時点での便意が中々感じられず 
 
 感じた時点でトイレにゆくが 鹿の糞のような小さな糞が2~3個出るのみ 夜中 何故眠りから覚めたか解らないでいると 便意を感じていた 肛門付近に便が詰まっているのを感じ かなり息張った 肛門が痛かったが 小さな塊が幾つもくっついて かなり大きな便が2つほど出た こうして その夜は 時間をおいて朝まで少しずつ排便をしたが 苦しかった もう懲りた 
 
 昨年の秋 やはり柿を食べて 便が出ずに 病院の夜間外来で 看護婦さんに摘便してもらったことがある その時と同じ便の状態であった その時点では 糖尿病薬 ジャヌピアを服用していたので便秘になったと思っていたが 老化現象であったのだ 

 余談ですが 『柿渋』は古くから日本のあらゆる作業工程 或いは 生活用品など 古来の産業に利用されてきました 撥水効果が防水効果 和紙に塗ると丈夫になる 漁網にも 酒造りにも 木綿の染料など 一度 『柿渋』で検策してみてください 鰻やさんの団扇 丈夫にするために『柿渋』が塗ってありました 私の唯一実際に見たことのある品です
 http://www.osugi.co.jp/kakisibu.htm#shotai を参照 実際に柿渋での仕事をしている多くの人が まだ沢山いるようです

 カーボカウンティング 炭水化物を食べないで血糖を下げるのは やはり人体には悪影響か

2014年10月13日 | 日記
 基本的な栄養素 炭水化物 この炭水化物が 身体に入るとブドウ糖に変わり小腸から吸収されて 血液で身体中に運ばれて エネルギーとして インスリンで細胞に取り込まれる こうした人体は生きるエネルギーの基本を食物から得ている

 前にも述べていますが いま 2型糖尿病の研究が日進月歩で進んでいます 患者多く 製薬会社はヒット薬が出れば大儲けが可能で 研究費が多く出されています また 日本の場合は 理研のような文部科学省管轄の研究機関などがありますし 科学立国で生き抜こうという政府の音頭取りや iPS細胞のめざましい発展などあり 再生医療などの 老化現象に対する研究が 世界と肩を並べる研究が盛んである
 老化のシステムを研究すれば 諸々の病気の原因が判明するだろう 

 個人的には 永遠の生命がを得られれば 欲しいが それは生命の連続性からすると 滅亡への序章になると思っている 生まれて成長して子孫を残し 死んでゆく このサイクルが 生命がいろいろな激しい環境変化に対応をして進化してきて 生き残った大きな要素だからだ 生命に死がなければ 進化は無く 遺伝子の突然変異もなく 生物の多様性も含めて 生命は荒ぶれる宇宙 地球には生き残れなかったと推測できる 従って 不老長寿は科学的にも将来的にも あってはならない 『死』があって 生命の連続性があって 進化が続いている だから生き残っている人類

 ちょっと 大げさな話になったが 

 血糖値が上がらないように 炭水化物をできるだけ食べないで タンパク質を常食すれば 高血糖状態が防げるという考え方が 一時流行ったが 人体が生きるためには ブドウ糖が必然で 炭水化物が体内に入ってこないと 脂肪が分解される それでも足りなければ 蛋白質が(身体の筋肉)がエネルギーに換えられて使われる この状態がダイエットにも良い 高血糖状態の改善に と しかしこの状態は 人類が過去 飢えて食物が摂取できない状態で 生き延びるためのシステムであり 身体にかなりの負荷が掛かることが解ってきた

 地球上に原性生物が出現したころ 沢山の『糖』が存在したそうだ しかし 地球上の生物は 単糖ではなく 多く繋がって 纏まって沢山のエネルギーが蓄えられて また使用ができる ブドウ糖を使うことを選択した 糖類のなかで 高効率で利用できるからだ その結果 地球上で知られている状態で 植物も含めて生物の99.9%が ブドウ糖をエネルギーとして使っている

 このブドウ糖は人体には絶対に必要不可欠な栄養源であり 血糖コントロールのために 食べることを辞めては病気を助長する可能性がある 極地に住む人達で あるいは寒冷地に住む人で 植物の生育が悪く 狩や放牧で肉類しか食べていない人達がいるが 彼らは 動物の内臓を生で食べている 炭水化物 ミネラル ビタミンをそこから得ている また身体の構造が長い肉食 乳製品で 得られる少ない炭水化物で生きられるように進化した身体になっているのだろう


 炭水化物は 我々日本人は『米』が主食で充分摂取できる しかし 同じ炭水化物でも 芋類のほうが カロリーが低いのが私の身体で実験した ジャガイモが一番低く サツマイモ トウモロコシ 小麦類と上がってゆく 
 今 ジャガイモ 小麦(乾麺を茹でて)食べている そのほかとして 野菜類を 野菜炒めに肉類を入れたり 果物 魚 などをコントロールして食べている 

 身体のインシュリン抵抗性が低くなってきているようで メトグルコの服用だけで 血糖のコントロールができる事が多い
 たまに 米を食べると 中々血糖が下がらない状態があり インスリン注射をして血糖を下げることもある 僅か2~3単位くらいであるが 米は腹持ちが良い ということがあるが 消化に時間が掛かることと 炭水化物の塊としての粒が確りしていることや 芋類と違って 乾燥して貯蔵するので 濃度が濃い状態なのではないかと 私見ではあるがそう判断している 小麦はその粒のなかに多くの蛋白質が含まれているので 米ほどではないのだろう


稀少糖のページ   http://www.izumoring.com/aboutraresugar.html

私の病気とは関係がないのですが 福島第一原発のことで 東電発表が 人類は原発をコントロールできない

2014年10月09日 | 日記
font size="4"> 東京電力は8日、福島第1原発で昨年8月に約300トンの汚染水漏れが発覚したタンクの近くに設置した井戸1カ所で、地下水からストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1万4000ベクレル検出され、前回採取した3日と比べ21倍に上昇したと発表した。東電は「台風の大雨によって、地下水に何らかの影響が出たと考える」と話している。
 東電によると、このタンクの近くには地下水観測用の井戸が計13カ所設置されている。別の井戸1カ所でも7日に採取した地下水からベータ線を出す放射性物質が同9万5000ベクレル検出され、濃度は前回5日の130倍以上に上昇した。ただ、それ以外の井戸11カ所で採取された地下水の放射性物質濃度に大きな上昇は見られないという。
 東電は、濃度の急上昇が一部の井戸の地下水に限られる理由について「分からない」としている。 

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 上の記事は 地下水がどんどん汚染されている現状です 地下のコンクリート壁を 或いは 凍らせて とかいろいろ思考錯誤しているが 成功しておらず 海に垂れ流し状態でしょう 異様に並ぶ 汚染水を入れたタンク 幾つタンクを造る気なのでしょうか 日本国土にタンクを並べ続ける気でしょうか 我々に知られていない 汚染物質も沢山 毎日のように出ているはずです 沢山の人が交代で現場勤務しています それだけで沢山の汚染物質が出るでしょう 

 『あの大きな地震の揺れでは原子炉は壊れず 津波で壊れた』と建前上そうなっています しかし当初のNHKスペシャルでの検証では 原発建設から 大きな地震が発生する度に 耐震基準が変わり 原発の補強工事が行われ 現場ではそのために 構造が解らなくなる程だという報道があり 実は地震により破壊された部分があり 対応が遅れたとと言う報道がありました 地震で原発が壊れたのです 当初のNHKの追求は鋭かったのですが 強烈な圧力が掛かり トーンダウンして 今や原発に不利な報道がしにくくなっています

 ここで ハッキリと 明言します 原発はその汚染物質の処理を含めて 人類にコントロールは不可能なのです

 我々は 日常地球で暮らしていますが 宇宙から宇宙線が降り注いできてます この宇宙線は 太陽のような核融合 あるいは重たい星の付近で 壊れたり 造られたりしている 物質 周期表でご存じのように 水素から順番に重い元素が並んでいます あの元素が宇宙で造られています その時に凄い勢いで放出される宇宙線 地球上では放射能といってますが これは 生物が生きて行けない物質なのです 
 地球では 空気の層があります また 地球には磁場があります そのおかげで 宇宙からの危険な放射線の殆どがブロックされています オーロラの話でこの地球の磁場の話はきいたことがあるとおもいます
 
 アンシュタインが 物質イコールエネルギー という発見で 重い物質ほど エネルギーが沢山含まれている ということで ウランを壊すと大きなエネルギーが出てくる理屈から 広島の原爆投下実験になりました またもっと造りやすい プルトニューム爆弾が長崎に投下実験されました

 『このエネルギーを徐徐に取り出せば 夢のエネルギーが』と原発が開発 造られました しかし 周辺を含めて汚染物質の処理が難しく 現在汚染物質は世界中でどんどん溜まるだけで 処理方法がありません 
 原発というシステムは 故障したら直し また壊れたら 作り直し というほかの技術の場合とは違い 壊れたら 後始末ができないシステムなのです 故障も使っている蒸気発生用の水が漏れたら大変なことになります 現にそうなっています 核物質が容器の外に漏れたら メルトダウン といって もう人類にその扱いは不可能なのです 今福島第一原発は メルトダウンで核物質が漏れているのです 生物が生きてはゆけない 放射性物質が 地下水を汚染して 空気中を放射線が飛び交っています 風向きで 関東平野にも沢山飛んできています
 この福島第一のウランの影響は 我々人類がコントロールできるものではありません 
 
 日本は世界一 複雑なプレート構造の上にあります 地震は日本国中 何処でも起きます それも巨大地震がおきます 少なくても 日本の国土には原発は造っては 福島第一原発の繰り返しになります

 知識不足で私にはこのくらいしか 言えませんが 危機感を持ち続けるのは 草臥れますが 子孫にこの地球の安全性を残してやりましょう そうではないですか

STAP細胞の特許の問題

2014年10月07日 | 日記
ネットで調べたら ありましたので そのURLを載せます

 http://www.huffingtonpost.jp/kiyoshi-kurihara/stap_b_5005139.html

 小保方氏は その博士論文も取り消しになるらしい

 博士論文は 担当教授のさじ加減一つでどうにでもなる 大学院

 『知の巨塔』では 博士という称号に 本当の価値があるか 疑わしいのがげんじょうです
 
 そこには 金銭のやり取りはないのでしょうか 男社会 女性はセクハラの対象にはなっていないでしょうか

 また そこにつけ込む 女性はいないでしょうか

 噂には聞いていましたが 何か空しい気分 何が信用できて 何が信用できないのか

 メディアでは 福島第一原発事故の本当の姿を伝える報道がめっきりへりました NHKは 安部総理の友人が二人で
 言論封殺してるし 民法は スポンサーの圧力で言えなくなっているようです

 首都圏の河川に流れ込む放射性物質を調べていたり 東京湾の河川の流れ込む付近の放射性物質の計測もしていた 大学研究者にも
 相当の圧力が掛かったようです 国立大学は官僚と同じですから 東大などは原発研究者の教授が大きな力を持っているらしく また
 安部首相の原発再稼働に力を得て 原発マフィアが大手振って原発再稼働に邪魔な研究に報道に強烈な圧力がかかり 再稼働に疑問や反対意見には 大学研究者の地位さえ危ない現実があります
 検査すれば 風向き 雨の量で河川や 側溝などに地域的に 大きく汚染されてる実態がでてくるはずだが 完全隠蔽に成功している
 
 海には汚染水が垂れ流しになっている現状 海流は福島付近から親潮が千葉県房総沖まで流れてきている 海産物の放射能測定は 常時行うべきなのだが 公にできない事情があるのだ 
 原発の下にある断層が活断層かどうかで議論したらしい専門家 政府からお金がでるので議論したが そもそも 断層の真上に原発があるという恐るべき実態 東日本大震災は 予想外 予想外 の連発の大地震であった この予想外の巨大地震で 自信を失い 亡くなった人達に申し訳がない と その後地震へのコメントさえしていない人が多くいる 大学教授たちである
 彼らは原発反対でもあり 露出することをメディアが恐れてもいる 断層が活断層か あるいはそうではない という判定にどんな意味があるのだろうか 地面の下のことは解らない というのが本当の真実であろう
 
 恐ろしい 地震学は 経験を積むしかない どんな災害がおきるか解らないのだ!!!

『インスリン』は人体に対しては 劇薬なのかも

2014年10月02日 | 日記
 1型 2型 の糖尿病にとっては インスリン効果が欠かせない 高血糖血液状態を解消するホルモンが他には見つかっていないからだ というよりも 多分 他に血液中のブドウ糖を細胞に吸収させてエネルギーに換える物質がないからだ

 良く記録映画で見かける 熊の冬眠に関係することで 秋 森や山は植物の実りの季節 熊の主な食物はドングリだそうだ それを実りの秋に沢山食べて 身体に脂肪をつけて 呑まず食わずの冬ごもり 冬眠に入る
 緯度的に北に多く生存する熊で 河川に近く生息する熊は 秋 河川をさかのぼり 産卵をする鮭の仲間を捕獲して食べる ドングリより高カロリーだ こうして熊は脂肪としてエネルギーを蓄えて冬眠する 脂肪を燃やして 体温維持や心臓鼓動の回数を減らしたり 呼吸数を減らしたりして 省エネで長い冬を越す

 人間も嘗ては 食物にありつける時と そうではない時があり やはり身体に脂肪を蓄える仕組みがある 食物をエネルギーに換えたり 脂肪として蓄積するためには『インスリン』がなければできない インスリンがいきてゆくためには無くてはならない人体の物質である
 
 しかし 現代の人間は 特別な事情がなければ 常時 食物を口にいれられる状態になった 狩猟採集の石器時代以前ではないので 脂肪を身体に付けると 慢性的に脂肪の付いた身体を維持し続けてしまうけっかになることが多くなった 食物が得られない飢餓状態が無くなったのである 身体から脂肪が無くなる危機もなくなった 常に脂肪太りの場合 血液中のブドウ糖を細胞がインスリンのしげきで取り込みエネルギーとして使われなかった分を脂肪に換えてゆく働きが続き インスリンも常に働き続ける

 この『インスリン』が働き続けることは 身体に膵臓β細胞からインスリンが出し続けられている まず 膵臓のβ細胞が疲弊して 小腸から送られるインクレチンの刺激の反応が悪くなる可能性がある
 身体の中の高濃度のインスリンは 身体のなかに異変を起こす可能性が多く指摘され始めている 傷ついた細胞はそのまま増殖すると癌化する可能性が大きく そのために傷ついた細胞は休眠細胞として身体で増殖活動をやめるそうだ 人間の身体の細胞は60兆個とも70兆個ともいわれるが この細胞の殆どが新陳代謝して新しく生まれ変わるのに 3日~10日くらいでほとんどが古い細胞と置き換わる 若い個体であればこの新陳代謝は激しく起こる この際にエラー細胞(位置情報の無くなった細胞 傷ついた細胞)ができる数が5000個~8000個だそうだが これらはまず免疫細胞のマクロファージという貧食細胞に食い殺されるそうだ あとは休眠細胞になり活動を辞めて癌化を防ぐ働きをしているそうだ これには成長ホルモンが大きく関与しているそうだ 成長ホルモンの効き目が働かない何らかのいじょうな状態の ナロン症候(小人症)の人の身体を検査した結果 癌になる事が殆ど無くあっても致命的ではなかったと言う結果がでている また この人達には 2型の糖尿病患者が皆無であったそうだ

 インスリンの過剰な状態が続くと アルツハイマー病の一因として報道された 脳でのエネルギーは ブドウ糖しかなく 血液中のインスリンの濃度が濃くあると 脳の活動を阻害する物質として脳のゴミ掃除をしている機能がインスリン除去にフル活用されて 脳の機能維持のための掃除きのうが阻害されて 脳が縮まってしまうという現象が起きるそうで アルツハイマー病の一因になるといわれている  
 2型糖尿病になることは インスリンが出ていても 或いは インスリン注射で補っても インスリン抵抗性というまだ実態がハッキリ特定できていない現象が出現して 高濃度のインスリンが存在する身体になり 今解っていることだけでも 新陳代謝の効率の悪くなった高齢者の細胞の癌化が促進されると言われている